詳細 「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」を読み終えた私の身に悲報が届きました。 「くすのきカップはここ一年ない」と。 ※開催概要を知りたい人は、<<○ ← このマークがあるところまで読み飛ばして大丈夫です 「くすのきと競馬をしに行く会」は、たまたまくすのきさんがジャパンカップに関するツイートをしたところ、らじさんがリプをしたことがきっかけで、くすのきさんがtwiplaイベントを立て(させられ)たことに始まります。私はそのやり取りも見ていたので、数名程度の集まりでワイワイ行くのかな、と思いながらイベントページにアクセスしました。 定員100名でした。 意味がわかりません。何を以て100人も集まると思ったのでしょうか。 案の定、参加表明人数は3人程度でした。そりゃそうです。おっさんが競馬場で内輪でキャッキャウフフしているだけのイベントにどんな集客力があるというのでしょうか。とはいえ、私もおっさんだし、くすのきさんもらじさんもホスピタリティ精神旺盛な良い方々です。結果的に楽しいことになるだろう、とあまり深く考えずに参加表明をしました。 当日、競馬場には10人も集まっていました。 100人には到底及ばないものの、これだけの人が集まるとは(主催のくすのきさんも含め)思いませんでした。 そして私は第1回くすのきカップの王者となり、栄誉を手にしました。 くすのきさんは主催にも関わらず、該当レースをすべて外し「カス」という称号を手にしました。 私は王者の栄光を手にした光の人間。主催のくすのきさんは「カス」という名の闇の人間。そう考えていました。打ち上げの二次会で酒を飲みながら少し羽目を外してみたのも、今思えば「初代王者だから」という考えも少なからずあったのかもしれません。 それが驕り高ぶった唾棄すべき思考であることは、第2回くすのきカップのtwiplaにあらわれていました。 【第二回 くすのきと競馬をしにいく会】 定員150名まで増員した結果、人が人を呼び、参加者21名の1大イベントになりました。興味あり・不参加の方々も含めると潜在的な参加者はまだ沢山いたのでしょう。 この集客力が競馬の力だけでは無いことは明白です。くすのきさんの人望の厚さ、そして後方でしっかりサポートしていたらじさんの力です。 それに気付いた瞬間、私は己の狭量さと否が応にも向きあわざるを得ませんでした。 確かに私は王者です。ですがそれが何だというのでしょう。私は誰に何をしてやれたというのでしょうか。 私は何の徳も積んでいない裸の王様だったのです。 王者という称号にかまけた私に勝利の女神が微笑むはずもなく、第2回くすのきカップの栄光は加賀美緑さんに輝きました。次回こそは、と雪辱を誓いながら二次会の席で肉を食べ、第2回くすのきカップを振り返りました。 カスうどんを食べるカス署長くすのきさん。 女性陣の初の乗馬体験をみんなでスマホカメラで激写した結果「地下アイドルですか?」と聞かれる事案。 らじさん・くすのきさんと初めて乗る貴族馬車。 高いけど案外美味しかった沖縄料理。 美味しい唐揚げ選手権こと桃川カップ。 童心に返った滑り台。 何のことのない、楽しい思い出ばかりでした。 この思い出こそが、くすのきカップの本質だという考えに至るのに、そう時間はかかりませんでした。 競馬場には馬券を買う以外にも沢山の楽しいことがあります。子供は公園で遊べるし、馬にも触れ合えます。食べ物屋も意外と充実していて、食べくらべをするのも楽しいです。もちろん、馬券を買うためにパドックで出走馬を見てあれやこれやを話すのも楽しいです。行ったことが無いとピンとこないかもしれませんが、実際に来てみれば、この楽しさがよくわかります。 競馬場はアミューズメントパークです。それを教えてくれたのは「くすのきカップ」に他なりません。 その「くすのきカップ」が、一年間開催されないという報が届きました。 (こんなに楽しいのに・・・)、というがっかりした気持ちと共に一抹の不安がよぎりました。 「くすのきカップが忘れ去られてしまうのでは」という不安です。 くすのきカップは確かに人気コンテンツになりつつありますが、それでもまだ2回だけです。くすのきさん・らじさんの力はあるものの、1年という歳月を経てしまうと人気の陰りは避けられません。あの「ぶりぶりざえもん」すら、塩沢兼人氏の逝去後、アニメにキャラを出さなくなった結果、認知度が降下し危機的な状況に陥ったのです(神谷浩史氏が二代目に就任したのは本当に良かったです)。 どうするか。 今、くすのきカップが開催できなくても、せめて種火だけでも維持できれば、1年後またくすのきカップが開催され、再びあの時間が蘇るのでは。 以上、長くなりましたが、今回の「第2.1回 くすのきと競馬にいけない悲しみを和らげる会」の開催に至るまでの顛末となります。不肖タウンビギナー、らじさんの力もお借りしつつ楽しい会になりますよう精一杯務めますので、ご参加いただけますと誠に嬉しく思います。 ※正式な会ではないので、2.1の「.1」はパッチ番号みたいなものだと思ってください。 <<○ 開催概要 ○>> 【場所】 【費用】 入場料200円 + 往復交通費 + 2000円(くすのきカップ参加者のみ)、他、飲食代や好きなレースの馬券代など 【集合時間】 9時半から始まりますが、時間通りに来る必要はありません。ドタキャン、ドタ参、途中参加、途中退場、いずれも問題ありません。適当に遊びにおいでよ、ぐらいのもんです。 【合流方式】 Twitterなどを駆使して合流してください。これまでもできたので、まあ大丈夫でしょう。だから今回もきっと、集まれるさ。 【タウンタウンカップについて】 第8レース、第9レース、第10レースは「タウンタウンカップ」と題しまして、各レースに500円、500円、1000円を賭けて馬券勝負を行います。一番儲けた人が王様です。一番スッた人はカスと呼ばれます。他のレースでどれだけ当てようと、タウンタウンカップは容赦ありません。 カスだ、と。 麗しきレディがカスになってしまった場合、カスと呼ぶのを思いとどまるものの、決まりは決まりなので心の中で鬼を育てながら「カス」と言うかもしれませんが、そのときはRさんとか心優しい人が私を止めて鬼を退治してくれるのでおそらく問題ないでしょう。なのでご安心くださいませ。 なお、この方式は「くすのきカップ」と全く同じですが、くすのきさんが不在であること、本人が一年後には帰ってくることを信じて、名称は借りず「タウンタウンカップ」と期間限定の名称にいたします。本大会は借り物のカップであり、1年経った時点で「タウンタウンカップ」は消滅させる予定です。あくまで一時しのぎのための名称であるため、ご了承いただけますと幸いです。 ※なぜ「タウンタウンカップ」という名称になったかというと、らじさんがそう名付けたからです。 タウンタウンカップ終了後の第11レース(メインレース)と第12レースは、皆で500円ずつを出し合って、各々で予想した馬を一頭選び、その馬が全部絡む馬連(選んだ2頭が1着と2着になると当たる馬券)を買います。当たったらその後の打ち上げの資金になります(打ち上げ不参加者には現金でキャッシュバック)。 くすのきカップの精神にのっとり定員は100名とします。お友達や親兄弟、果ては息子娘や孫まで、ジャンジャンお誘い合わせの上、ぜひ東京競馬場へいらしてください。このイベントは、競馬という競技の面白さを、競馬場を散策する楽しさが、200円持って競馬場に行くだけで楽しめるということを心身で理解できるイベントにしたいと思っています。 一度来れば、きっと学べる。ずっと楽しめる。 皆様のご参加を心よりお待ちしております。くすのきカップが復活するその日まで。 どうぞよろしくお願いいたします! 場所 東京競馬場 道順を調べる 参加者 (8人/定員100人) 不参加 (0人)
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