詳細 「三万光年先にも地獄はあったんだね。」 「GACCOH小説読書会」は気楽さと無計画さだけをモットーに続けていこうという、小説の読書会です。 読み通して来る以外に何のルールもありません。 皆で集まり好き勝手に語り合う時間。 お気軽にご参加ください。 いよいよSF読書会化してきたGACCOH小説読書会ですが、ハードなSF好きはそれほどいません。(前回こそ春樹の『女のいない男たち』ですが、前々回は神林長平『ぼくらは都市を愛していた』、その前は宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』、さらにその前は野崎まど『know』。 今回扱うのはハヤカワSFコンテンスト第一回の大賞受賞作品、『みずは無間』(六冬和生)です。(Kindleもあります) 東浩紀、神林長平、小島秀夫らが選者となったハヤカワSFコンテンストで、全員一致で受賞が決まった作品です。 選評を少し引用してみます。 「人工知性が深宇宙にひとり探索に向かう『虚無回廊』ばりのハードSF設定と、大学院生と過食症の恋人が交わす妙に生々しい等身大の会話が、まったく融合しないまま交替交替に現れるきわめて個性的な小説。」 「この作家が今後なにを書くのか、まったく予想がつかない。楽しみだ。」 (東浩紀) 「身体的日常感覚と科学的無機質さを同時に併せ持つ作者のセンスに非凡なものを感じた。日常と非日常をシームレスで描けるというのは、「いま」を表現するにふさわしい才能だろう。」 (神林長平) 「宇宙探査のドキュメントでありながら、女性からの逃亡劇でもあり、それが結果的に宇宙と人の精神の深淵にまで突き進んでいく。究極のストーカー小説でもあり、恋愛小説でもあり、ストーカー小説でもある。」 (小島秀夫) ※選評は書籍版の末尾にはありました(Kindle版は未確認です) 会場はイベントスペースのGACCOHです。アクセス等もサイトでご覧いただけます。 場所 京都市左京区吉田泉殿町63-17 道順を調べる 参加者 (5人) 不参加 (0人)
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