デジタルも良いけれどやっぱりダイレクトコミュニケーションでしょ。
ナイキジャパンの中におおきなマーケティングセクションがあり、私がいた頃には60名を超えるスタッフが働いておりました。仕事の職種で言うと9つのセクションに分かれています。
その頃ジャパンのシャーマン社長とよく話していた事があります。
In direct も大事だけれどもDirect
Marketingはもっと大事ですねと言う話です。
マーケティングカンパニーであるナイキは素晴らしいクリエイティブを季節ごとに創作します。それを地上波を含めてターゲットの消費者が視聴する番組に流します。
ここで問題です。何が問題かと言うと最近の消費者が日増しに賢くなってきている事です。
胸にググットと来るCMを幾ら流しても、その足で加茂ショップに行ってサッカーシューズを買ってくれません。
かのTom Peters先生もこう言っています。
【偉大なるブランドは感情に訴える。全てとは言わないまでも、私達が下す決断の多くは感情に左右される。ブランドは人の心を強く揺さぶる。製品の機能より大切なもの、それは心の接点なのだ。】
人が物を購買するのは、その人が、よっしゃこれを買おうと言う心の接点にスイッチが押せるかどうかが問題で、そこまで踏み込んだコミュニケーションをどうやって行うかがマーケティング担当者の力量が問われるところなのです。
ゆえに、ナイキのようなマーケティングカンパニーはマーケティングの担当者がシーズンイニシアティブをどのように料理して消費者の心の接点にふれれるか?9つの関連部署が必死になって毎日仕事をしているわけです。
その中でコンシューマーイベントという活動はリテイルマーケティングと同じレベルで非常に大事な活動と言われています。なぜなら、消費者と直に触れあうチャンスがそこにあるからです。この活動がMaking a difference!! How inspiration you are!! なのか?が常に求められるわけです。これでいいは存在しません。これでもか!!これでもか!!と試行錯誤を繰り返します。なぜならナイキは世界一Coolなブランドでないとダメだからです。
そのあたりの話をします。もちろんアディダスの話もね。
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