詳細 静岡大学人文社会科学部学部長裁量経費による企画です。 世界遺産で三保がどうなる?! と話題になっていた頃に企画書を提出。 なんとタイムリーな! よほどの幸運に恵まれない限り夏の富士を拝むことはかなわないと思いますが、それでも龍華寺及び清水港の風光の特殊性は十分理解できるのでは無いかと。 今回は、第一線で活躍する研究者たちが集結、この土地の魔力について、分かりやすくお話しくださいます。 滅多に無い企画、是非! 2013年8月28日(水) 午後1 時30 分~5 時 龍華寺(龍華寺客殿) ※住所:静岡県静岡市清水区村松2085 □主催:静岡大学 人文社会科学部 □共催:龍華寺 □後援:静岡市 □参加費:無料(公開講座参加者は当日限り拝観料無料・申込不要) ○ 挨拶・趣旨説明・司会 小二田誠二(静岡大学教授) ○『幻の宗都としての清水-田中智学と三保最勝閣』大谷栄一(佛教大学准教授) ○『高山樗牛・姉崎嘲風と帝国大学周辺の仏教青年達』高橋 原(東北大学准教授) ○『宗教都市、清水-知られざる信仰遺産』吉永進一(舞鶴高等専門学校准教授) ○『富士山に魅了された文人たちの清水』本阿弥 清(多摩美大芸術人類学研究所特別研究員) ○ まとめ 林 淳(愛知学院大学教授) ○ 小倉弘運住職と講演者との座談 ■清水の風光 三保松原が、富士山世界文化遺産の構成資産として登録されたように、清水は富士山を借景とした風光明媚な場所として、多くの先人たちに愛されてきた土地柄である。 中でも、三保松原の海岸や日本平からの富士山の眺めは、多くの人々に感動を与え てきた。特に、日本平東麓にある龍華寺は、山号を観富山といい、清水を代表する古刹名勝の一つとして、富士山の眺めの良い場所として多くの人々に親しまれてきた場所である。 ■近代宗教家たち 清水は温暖な気候と景観の美しさで、多くの政治家、経済人、文化人、宗教家を呼び、さまざまな出会いと因縁の場となってきた。明治の思想家、高山樗牛は遺言により龍華寺に葬られ、田中智学は三保に最勝閣を建て、樗牛の心友、姉崎嘲風はこの地を何度も訪れている。神道家、長澤雄楯は、三保で神界と交流し、その弟子、宮城島金作は怪異を起こした。長澤のもう一人の弟子、出口王仁三郎は大本教を日本有数の宗教に育て、そこから谷口雅春、岡田茂吉、中野与之助といった宗教家が世に出てきた。近代清水が宗教界に残したものは大きい。 <問い合わせ先> 静岡大学人文社会科学部言語文化学科 小二田誠二 Email:jjskoni(あっと)ipc.shizuoka.ac.jp (あっと)を@に変えてください。 場所 静岡市清水区村松 2085 龍華寺 客殿 道順を調べる 参加者 (1人) 興味あり (0人) 不参加 (0人)
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