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詳細 １年10ヶ月に及ぶ包囲戦の中で 織田・羽柴軍の陣城・付城は三段階の 発展過程がありました。 各期の陣城・付城群の構造（縄張）と 立地（選地）を観察する事で発展段階で あった織田軍攻囲戦術を考察します。 日程１０月５日～６日で下記の遺構を踏査します。 現地の状況が不明なのであくまでも予定です。 三田地区踏査予定 三田城 「信長公記」天正6年12月の記述に「さんだの城へ（中略） 足懸り（付城）こしらへ」とあり「三木合戦」時に包囲の 為の付城を造られた 「三木合戦」は天正6年4月に開戦 後に九鬼氏が入城 蒲公英城 「信長公記」の記述に「道場河原」とある三田城の付城として 造られた城 在番は仙石久秀 上津城（こうづじょう） 三田城の支城 別名「茶臼山城」城主は井上一蓮坊祐之 豊臣軍に攻められ天正7年8月に一蓮坊祐之が自害する事で開城 三木地区踏査予定 平井山城 豊臣軍本陣 織田信忠が築き秀吉が駐留 三木城方向に向く方形の主郭には巨大土塁が残る 三木城付城群のなかで初期に築かれる 天正7年2月に三木城別所軍が攻めるが敗退 竹中半兵衛の墓 天正7年6月13日に平井山の陣中で没する 慈眼寺寺山城 別名「裏山城」秀吉軍の武将・有馬法印則頼の陣地 寺には有馬が「三木合戦」で陣鐘として使用した銅鐘が残る 跡部村山ノ下付城 方形の小規模付城 平田村山ノ上付城 天正7年9月10日に毛利軍が三木城へ兵糧搬入を行おうとした時に 別所軍の夜襲を受ける この戦いで在番の谷大膳が戦死する 城内に墓がある 大村合戦古戦場 別名「大村坂の戦い」毛利軍がおこなった三木城への兵糧搬入を 秀吉軍が阻止した戦い 上記の平田村陣城夜襲後の戦いで「後詰決戦」のセオリーに 準じた戦い 現・大村駅周辺で毛利軍が陣を置いたとされる この戦いで三木城兵は全ての兵糧搬入を断たれた事になり 天正8年1月に開城するまで「三木の干殺し」となる 君ヶ峰城 兵庫道・神戸方面からの補給路遮断の為の陣城 方形の土塁があったとされるが中学校建設により破壊される よって位置確認のみ 三谷ノ上陣城 横矢構造の土塁をもつ小規模陣城 明石道峯溝陣城 三木城への明石道補給路を封鎖する陣城 現在「歴史の森公園」 八幡谷ノ上明石道陣城群 明石道を見下ろす山の稜線上に築かれた長塁の陣城 法界寺山ノ上陣城 三木城南側では最西端に位置する陣城 築城位置からして 最末期に造られたと思われる 滋賀県井元城に似た構造の主郭をもつ 高木大塚陣城 古墳を利用した高い櫓台が横矢を掛ける為に何重にも屈折した 土塁線に囲まれている 谷下に延びる長塁線を警戒する位置に造られている 織田軍野戦築城の最高傑作 高木大山陣城 上記の大塚陣城と同じく何重にも屈折した土塁に囲まれた主郭と 長塁がセットになっている陣城 9月19日更新 参加を締め切りました 参加者 (4人／定員4人) 興味あり (1人) 不参加 (1人)
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サイガ@七難即滅七福即生
