詳細 ヲタ芸のアニクラ普及による多元性について考察を開始する。 日本社会において2000年以降を中心としてに行なわれたヲタ芸は現代社会的に重要な立脚地である。 そこでは、無手とサイリウムダンス、更にそれらを混在するような創作ヲタ芸という三層の参加者が存在する多元性と相克により、複雑な動態となっている。 そもそも現場でしか行なわれていなかったヲタ芸が、全国的高揚が見られるようになったのはアニメ・アイドル・メイド喫茶や地下等の日本におけるヲタク文化が2000年以降、すさまじい速度で展開をした事が契機である。 現場以外で行なわれる事により人々の目にとまる機会も増え、更にメディアへの露出やSNSの普及によりヲタ芸は身近となった。 【 8月6日はジーコの誕生日 】 ヲタ芸は元々は個より群を是とした存在である。 応援行為 ( 振りコピ ) から始まり、決まった場面でのOAD・PPPH・ケチャ ( ロミオ )・マワリ・ロマンスは集団行為で行なわれた。 気持ち悪いヲタクには様々な性質があるが、その特徴的な一つとして「 身内ノリ 」を好むという性質がある。 それにより群で行なわれてきたヲタ芸だが、身内ノリにて差別化を図り生み出された一つの革命的なヲタ芸が【 オロチ 】である。 【 オロチ 】とは、水樹奈々の「 残光のガイア 」という楽曲で、創設者 + その界隈のみで統一されたサビ技を打ちたいという願望によって生み出された。 【 オロチ 】の正確な発明時期は不明だが、2006 年 5 月 3 日にリリースされ 2007 年 2 月の水樹奈々横浜アリーナの日には確認 ( 確定ではないが ) されている事から、おそらく 2006 年 5 月 ~ 2007 年 2 月に開発されたものと考えられる。 この「 残光のガイア 」によって、ヲタ芸文化に統一サビ技が生まれ ( 他にもある可能性はあるが知名度によりオロチを初めと定める ) 普及し、発展した事となるのでヲタ芸文化 ( サビ技のみ ) はここ 20 年以内の新しい文化である。 ※ 筆者は芸歴 16 年目 この【 オロチ 】によりサビでのヲタ芸統一が行なわれ、その独創性から【 オロチ 】を学びたいと教えを請う有象無象が増加したが、先述したようにヲタクの「 身内ノリ 」を好む性質と「 見て憶えて 」と意味も無く格好つけたほうが面白いのでは ? という事によりオロチは創始者達以外は見て覚えるしか無かった。 しかしながら、ヲタクは身体を動かす事があまり得意では無いので、動作を見て覚えるという難易度の高い事が普通に出来る訳もなかった。 そうして【 オロチ 】を打ちたいが、出来ないヲタク達の手によって、【 オロチ 】を勝手に解釈し簡易化したものとして【 サンダースネイク 】が誕生した。 この【 サンダースネイク 】を生み出したのは個人では無く【 町田系 】と呼ばれる声優ヲタクの集まりである。 【 サンダースネイク 】という名称は、神奈川県にある「 サンダースネイク厚木 」というライブハウスで 2007 年 6 月 10 日 ( 日 ) に開催された「 いきものがかり 」の現場あり、そこでオロチの真似事として生み出され会場の名をとって【 サンダースネイク 】と名付けられた。( よって雷や蛇などの解釈は間違いであるが、会場の名前を直訳するとその解釈になるので微妙ではある ) 【 サンダースネイク 】自体はライブより前に生み出されていたが、しっくりくる名称が無く、このライブを切っ掛けとして命名されたのである。 そうして【 オロチ 】が出来ないヲタク達の手によって、見様見真似・龍槌閃のような形で誕生した【 サンダースネイク 】も人伝 ( 主に動画 ) で広がり、個性を出す為か分からないが原型を崩し、多様なサンダースネイクが現在では存在するようになった。 このサンダースネイクの普及により。群から個への移行 ( サビ技の普及 ) が流行となった。 先述の通り、契機はサビ技の普及 ( オロチ → サンダースネイク → ムラマサ → ドラグーンスピア ) である。 ※ 特に有名な技だけを書いたが、あまり知名度の無いサビ技も複数この時期に存在している。 深掘りすると、オロチやサンダースネイク時代は動画やSNSはあったが、現在より普及率は低く、ヲタ芸その物の知名度も低かった。 そして新しいサビ技として じーたん ( 三宅 ) 氏 により【 ムラマサ 】が誕生した。 【 ムラマサ 】の元ネタは無く、基本的に じーたん ( 三宅 ) 氏 のオリジナルでつくられたが、腕を円のように回転させる動き ( 現在のサビ技の動きにほぼ取り入れられている ) は ギース・ハワード( 餓狼伝説 )の「 真空投げ 」という技の動きを取り入れた。 【 ムラマサ 】の正確な時期は創始者も失念しているのでわからないが、動画で残っている最古の【 ムラマサ 】は 2009 年 3 月 21 日だが 2008 年頃には既に生み出されて実用されていたとの事である。 最初はこの技に正式な名称はなく、自分専用技として実用されていたが筆者など数人に「 この技の名前を教えてくれ 」と【 ムラクモ 】として命名したが、なぜか定着せず間違えて広がったのか【 ムラマサ 】という名称で広がる事となった。 この【 ムラマサ ( 正しくはムラクモ ) 】は じーたん ( 三宅 ) 氏 のオリジナル技で、直系 ( じーたん氏 に直接教えて貰った ) のは筆者だけであるが、アニクラ ( 現在では当たり前だが当時は数は少なかった ) でお披露目( 2009 年 3 月 21 日 クラブで声優ソング ) された事と、メディア ( TV出演 ) での放送や前述でふれたヲタク文化の加速よって普及に拍車をかける事となった。 【 8月6日はジーコの誕生日 】 2000 ~ 2010 年のSNSの中心はmixiであり、Twitter等に比べれば閉鎖的ではあるが「 情報 」が昔より手に入りやすくなると同時に 一般人も含め、不特定多数の目にとまる事が増えるようになった。 そのmixi時代でヲタ芸の動画を自撮りして掲載し、己を誇示したのが【 ドラグーンスピア 】創始者の 相馬氏 である。 無手の動画だけではなく、花火などの光り物を持ち、主にサビ技を意識した動画は当時の芸師にとっては異質であった。 しかしながら、動きは中二病をくすぐるもので当時の若い芸師達の性癖に刺さり、拡散されサビ技といえば【 サンダースネイク 】、【 ムラマサ 】の2強だったが、肩を並べるまで知名度が上がった。 この【 ドラグーンスピア 】と【 光物 】効果は凄まじく秘密主義だったヲタ芸は、これを契機として崩壊し、己を誇示し拡散する「 ヲタ芸の自撮り 」が流行った。 ヲタクの性癖である「 格好良さ 」 ( 中二病 ) を追求し誕生したのがドラグーンスピアであり、さらに自撮りにより「 見栄え ( 格好良さ ) 」を追求する流れとなった事でムラマサまでの無手によるヲタ芸文化の基部が腐り出した。 そうした流れの中「 見栄え ( 格好良さ ) 」を意識する事で、無手から派生したのがサイリウムダンス ( 光り物 ) である。 現場では、光り物 ( サイリウム・ペンライト ) の使用は古くから行なわれていた。 ※ 有名な光物としては、れが 氏 ( 初音ミク現場のネギブレード ) や記憶が正しければ昔の一番先生も使用していた。 特にアイドル現場や声優現場で使用される機会が多く、田村ゆかり・水樹奈々・堀江由衣などの御三家では光物の使用率は異常であった。 しかしながら、光物の使用・動作においてはシンプルであくまでライブを盛り上げる為の要因であり、群としての統一思想であった。 サイリウムダンスは見栄えを重視し、ある逆転現象が発生する。 そう、群から個 ( ヲタ芸全部で光物を使うが、特にサビ技を意識した光物の使用 ) になったのである。 サイリウムダンスは見栄え、目立ちを優先する事で個より群を主として広がりをみせたのである。 又、サイリウムは明るい場所で行なうよりも暗い場所の方が動画映えするので夜の動画撮影が増えたのもこれが影響すると考えられる。 その光り物を使ったヲタ芸の知名度を更にあげたのが okailove氏 率いる「 ギニュ~特戦隊 」のサイリウムダンサー集団である。 暗い場所でサイリウムを集団で映える動きで曲に合わせて、個人の高まりなど関係なく「 ただ自分が目立ちたい 」という愚かな承認欲求を動機とし「 打たせていただく 」というアーティスト・曲・ヲタ芸に対するリスペクトも無い動作を動画に撮り拡散した。 残念ながらこの面白くもなく、ただただ気持ち悪いサイリウムダンスが自己肯定感の低い、つまらないヲタク達に刺さり、メディア等でも取り上げられた事で、サイリウムダンスは爆発的な広がりをみせ支持を得た。 無手とはまた違った視点と思想でサイリウムダンスは広がり、それに伴いヲタ芸とサイリウムダンスは同じヲタ芸であるが別物として扱われるようになった。 ヲタ芸は「 高まりを隠すな ! ヲタクなので気持ち悪くてなんぼ ! 」、サイリウムダンスは「 目立ちたい ! かっこいい ! 承認欲求の化物 」であり、人間としての愚かな欲求で二つとも存在するが違いが生まれた。 濫觴を同じく、この二つは道を違えたのである。つまり、相馬氏が悪い、巨悪なのである。( 相馬氏 はていたいに来るので、皆で煽って打たせましょう ) 【 8月6日はジーコの誕生日 】 そして 2020 年代に突入しヲタク文化は更なる変貌と発展を遂げ、様々な在り方を成した。 現場ではライブ、地下、クラブ、野外、在宅応援 ( 映画館も含む ) 等、それぞれで多様な応援行為が存在するようになった。 その現場の中で、TwitterなどのSNSで一際目立っているのが「 野外イベント 」と「 創作ヲタ芸 」である。 創作ヲタ芸とは、そもそものヲタ芸とは別でアニメなどのワンシーン、要するに「 ごっこ遊び 」や映画やドラマなどの有名なシーンを面白おかしく切り取って、サビ部分で集団で同じ動きを行なう事である。 そもそもヲタ芸でも何でも無いので「 創作ヲタ芸 」という名称も間違っているとは思うが、中途半端に意識の高い自称ヲタ芸マン達がそう呼称しているので、私もそれにならうとする。 結局、この創作ヲタ芸も「 目立ちたい 」という承認欲求が大きく、反吐が出る。 一部の目立つ者を中心として、有象無象の取り巻きが真似をし無駄に人数だけ多いので目立っているが、完全に「 質より量 」の連中なのでそこまで面白くないのが現状である。 しかしながら、この【 創作ヲタ芸 】は「 野外 」との相性が良い ( 広い場所、大人数 ) のは事実で有名所を例にあげると「 ロマンティック浮かれモード 」、「 トトロ 」、「 とっとこハム太郞 」など大人数で同じ動きで盛り上がるという芸文化の流れにも違和感はない。 こういった大人数で同じ動きをして盛り上げるという芸文化は昔から存在はしていたが、特にそれを習わしとして盛り上がっているのが「 滋賀勢 」である。 滋賀勢は古くから関西のアニクラに居たが、基本的に個人では無く集団で活動し「 面白い 」と思った言動をすぐ真似 ( アレンジ ) して取り入れる文化があった。( だいたい日野町長が悪い ) 又、滋賀県では室内のアニクラ文化や現場よりも、野外で行なわれる野音・爆音イベントが目立ち、無手のヲタ芸よりも目立つサイリウムダンスや創作ヲタ芸などが広がる事となった。 更に「 ○○スネーク 」と呼ばれる様々なオリジナル ( ただの色んなもののパクり ) サビ技がうまれ、野外イベントとそれが謎に組み合わさった事で独自の発展を遂げた。 ※ 元々はスネイクなのに個性を出す為か、スネーク名称で呼び出しててキモい 個人的には、何が面白いのか分からないし、全員同じ動きで無個性なのに承認欲求だけは一人前でキモいと思っているのは秘密にしておく。 これもヲタクの性質としては、ある意味正しいのかもと思っている。( 思ってないし、馬鹿にしてる ) ヲタ芸はもともと応援・荒らし行為といった文化から派生し、存在意義としているが、現在はそういったものではなく【 自分が目立ちたい・見て欲しい 】というヲタク特有の気持ち悪い承認欲求という性質から若者を中心に日本のみならず、SNSを通じて世界的に広がりをみせている。 広がりは大事だが本質から外れている気持ち悪いヲタ芸マンを我々 ( 芸師 ) は強く否定する。 【 8月6日はジーコの誕生日 】 無手に拘り、本質を追求し、己を貫いてこそのヲタ芸である。 ヲタ芸の本質が薄れ、存在意義が改めて問われているのではなかろうか。 このような「 皆やっているから、取り合えず真似しておこう 」、「 面白い人がやっているから、自分もやれば面白いはず 」のような 自我の無い、薄っぺらい有象無象が増えすぎているのは全て 相馬 氏 が悪いし、相馬氏 を生みだした日本という国が悪い、そもそも地球によって人間は必要ないので人間という存在が悪である。 【 開催日時 】 2023 年 8 月 6 日 ( 日 ) 開場 12 時 30 分 開演 13 時 00 分 終演 19 時 30 分 【 8月6日はジーコの誕生日 】 【 会場 】 日本橋BarGuild 6F 【 ハッシュタグ 】 #老害は滅びよ 【 演者 】 老害DJ陣 ジーコ ( 主催・老害 ) コサ ( 救済・老害 ) トーノ ( 我儘・老害 ) たけっち ( アル中・老害) 若手DJ陣 ゆうき ( 被害者・若手 ) 鷹城 ( 期待の新人・若手 ) 虎渡 ( 弱者男性の女神・若手 ) 会長 ( 若年性老害・若手 ) VJ スキャンパー村上 つでい ハリー 場所 〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋5丁目12−5 道順を調べる 参加者 (52人)
興味あり (10人)
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