詳細 週末研では、5月5日のこどもの日にあわせて、4日の深夜からコミックLO読書会を開催します。 目的 フィクションとしての「こども」とセクシュアリティをめぐる問題について検討し、現代日本の表現文化に対する理解を深めること。 日時 2013年5月4日(土)深夜23:00〜翌朝5:00 場所 ゲンロンカフェ(貸切) 参加費 一人1500円 ドリンク・フード別 人数 10〜30人程度 参加希望の方は、だいたいの人数把握のために、「参加者」(もしくは「興味あり」)にしていただくか、あるいはメールの件名を「コミックLO読書会参加希望」としたうえで、以下のメールアドレスに(1)お名前(2)人数を書いて送ってください。 メールアドレス:infoアットshumatsuken.sakura.ne.jp また読書会の内容上、連絡しづらいという方のために、飛び入りでの参加も歓迎します。 ※18歳未満の方は参加できません。 内容 本読書会は、ロ○コン漫画としてカルト的な人気を誇る『COMIC LO』(茜新社)を題材に、フィクションとして流通・消費される「こども」とセクシュアリティをめぐる問題について、さまざまな観点から考えようとするものです。 当日は、以下の四つのテーマにかんする発表とディスカッション(それぞれ一時間程度)を予定しています。 (1)『COMIC LO』のメディア史的位置づけ (2)『COMIC LO』バックナンバーの通時的分析 (3)ロ○コン表現とリアル/フィクションの関係 (4)ロ○コン漫画と児ポ法・表現規制 参考図書 『COMIC LO』茜新社、2002年〜 永山薫『エロマンガ・スタディーズ』イースト・プレス、2006年 ウラジミール・ナボコフ『ロリータ』若島正訳、新潮文庫、2006年 長岡義幸『マンガはなぜ規制されるのか』平凡社新書、2010年 他 本読書会は、ロ○コン漫画を一方的に非難するものでも、また逆に、称賛するものでもありません。 そうした政治的・倫理的な判断をくだす前に、多くのロ○コン表現があふれる、現代日本の文化状況を理解しようとするものです(とはいえ、もちろん、現実の児童への性的虐待を是認するものではありません)。 現状を適切に把握することは、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」というこどもの日の趣旨をかんがみても、重要なことであると考えます。 やや堅苦しい説明になってしまいましたが、当日はみんなでお酒を飲みながら、わいわい楽しく議論するかたちになります。 18歳以上の方は、どなたでもぜひお気軽にご参加ください。 場所 ゲンロンカフェ(東京都品川区西五反田1-11-9) 道順を調べる 不参加 (1人)
コメント
|
|