詳細 [2014-03-22 AM11 追記] 暖かな日差しのいつもの朝。 優しい両親に見送られ、元気に学校へと向かうなる。 相変わらず父親と言い合いながらも、これまで以上の前向きさを見せるあん。 笑顔でコウジと語り合い、追い求め続けた幸せな未来に思いを巡らせるいと。 そして大きな変革の第一歩を踏み出したエーデルローズの中にあって、自分たちもまた新たなる飛躍を目指すべる、わかな、おとは。 あの全ての始まりであるプリズムストーン店長オーディションから、様々な困難を乗り越えながら辿り着いた現在。 大切な人々が見守る中、なるたちにとって大事な、そして記念となるライブステージの幕が上がる。 プリティーリズム・レインボーライブ #51「GIFT」 最後のプリティーリズム、絶対に家で観ような! 今から遡ること3年前。東北の震災から1ヶ月も経っていない頃、プリティーリズムが始まりました。 当時の僕はまだ震災後のピリピリした世間の雰囲気をもろに感じ取っていて、自分自身もどこかピリピリしてしまっていました。 それでもドアサのアニメは僕にとって救いであり、欠かせないものでした。 ニチアサの洗練された雰囲気とは一味違う、いい言葉を選ぶならジャンクなドアサが、僕は大好きでした。 そんなドアサ枠で始まったプリティーリズム・オーロラドリーム。 異常にキラキラしたロゴやオープニング映像。説明もなしに跳ばれるプリズムジャンプ。番組の締めに出てくる南明奈と子どもたちの劣化天才てれびくんみたいなやつ。 「なんじゃこりゃ」が最初の感想でした。 驚きというよりは呆れに近かったかもしれません。 「キラメキだとかプリズムの輝きだとかスタアだとか、視聴者にわかるように説明しやがれ…」 なんてことをピリピリと僕は想っていました。 当時のドアサを見る僕は、ツッコミを入れながら見るというというスタンスをとっていました。 そのためには半分、いや、それ以上にバカにしながら見ないといけません。 それでも楽しかったし、それでいいと思っていました。 ドアサとはこういう付き合い方でずっと行くのだと、そう勝手に想っていました。 ところが、回を重ねるごとに、僕はプリティーリズムに没頭していきます。 オーロラドリームは本当にキャラクターが魅力的でした。 気づけば僕はみおん様の虜、心のスイッチをオンにされていました。 あいらにはハピラキをいっぱい貰いましたし、りずむにはココロ充電してもらいました。 僕がそうなれたのも、彼女たちの懸命さが、しっかりと伝わってきたからです。 それはスタッフの方たちの技量もあると思いますが、僕が想い描いていたドアサにはなかった「真摯さ」がひしひしと伝わってくるような作りになっていたのだと想います。 それは実写コーナーのPrizmmy☆たちも同じ。 当初は、周りに同調して「惨事マジクソ」などと言ってしまったのですが、Prizmmy☆を結成した頃から見方が少しずつ変わってきました。平均年齢12.5歳だった彼女たちは、そんな罵りもものともせず、見えないところで真摯に頑張っていました。気づけば、その努力が染み出してくる彼女たちのパフォーマンスに僕は心を動かされていました。アッキーナさんは別にいらなかった。 オーロラドリームの最終回、圧倒的なスケールのあいらの人間愛、その愛に包まれながらも、僕はこれでオーロラドリームが終わってしまうことが本当に悲しかった。 そうして始まったプリティーリズム・ディアマイフューチャー。 作画もオーロラドリームと比べて荒れまくりの絵、当時ちょうど関係がナイーブになり始めた韓国を全面に押し出してしまう間の悪さ、ぶっ飛んだシナリオ展開と「これひょっとして雑なのでは…?」と一見感じさせるPrizmmyとPURETTYのキャラ付け(口癖が「イェーイ!」は申し訳ないけど笑う)。あいらの彼氏なのに器の小さすぎるショウさん。Mrマリックみたいになるあいら。 僕はワクワクしていました。僕のドアサが帰ってきたと感じたのかもしれません。 けれどもそこはプリティーリズム。泣かせるところはしっかり泣かせます。 今でもMirage JETのイントロだけで涙腺がブルブル来ます。 せれのんがせれのんらしい、それだけで僕は泣けます。 最終回あたりのショウさんはすごく笑うのですが、同時に熱いものがこみ上げてきて、とても不思議な感覚に陥ります。 You May Dreamは感動に打ち震えました。 オーロラドリームとディアマイフューチャー、通して2年間観てきたことで、僕はそれぞれのキャラクター達に対して、深い親愛の情を感じていたのかもしれません。 その証拠に、劇場版でMARsと再び出会えた時、懐かしさと喜びに胸が締め付けられて、それまで一度も映画で泣いたことのない僕の目から涙があふれていました。 ディアマイフューチャーの最終回、僕の後ろにはMARsやPrizmmyら、最高のキャラクターたちと過ごしてきた2年間が横たわっていて、ここからあいらたちと別れて先へ進むことに、不安と寂しさが入り混じった気持ちになったのを今でも覚えています。 そんな感じだったので、レインボーライブは当初どうしても受け入れられない感じがありました。 しかし、レインボーライブは本当に面白かった。 5話ほど終わった頃にはすっかり受け入れている自分がいました。 そこからあっという間の45話のストーリー展開。 今振り返っても無駄な回なんて殆ど無かったように想います。 あっという間の50話でしたが、なるちゃんもあんちゃんもいとちゃんもべる様もわかにゃもおとはちゃんもジュネ様もりんねちゃんもヒロ様もコウジくんもカヅキ先輩も聖会長も、本当にみんなすごく成長していて驚かされます。 そうして、3月29日、プリティーリズムは3年間のストーリーに幕を下ろします。 現状の発表では、そこから3ヶ月間、過去の総集編シリーズを挟んでから、新シリーズ「プリパラ」へと移行します。 「プリティーリズム」という名前は無くなってしまいます。 笑顔でお別れできるかどうかはわかりません。 でも今、お別れを目前にして確かに胸の中に残るものがあります。 それは言葉に表しにくいのですが、明るい気持ちになって、前向きになって、キラキラとした感じがします。 オーロラドリーム1話目で意味がわからなかった「プリズムジャンプは心の飛躍」「プリズムのきらめき」。 その意味が3年かけてレインボーライブの最終回を迎える今、確かに胸の中にあります。 レインボーライブの最後のOP曲となったPrizmmyの「Butterfly Effect」にこんな歌詞があります。 この先どこに続く?わからないまま進む 一歩踏み出せば ひとりひとりになって 自分で決めた道が 行き止まりだったら またここに戻ってくれば良いね カプセル開けよう 僕はプリティーリズムを想い出のタイムカプセルにしまって、先へ進まなければなりません。 それでもまたいつかここに戻ってくるために、しっかりとカプセルに蓋をしたいのです。 そしてプリティーリズムに、プリティーリズムのスタッフの皆さんに、大きく手を振って有難うって叫ぶんだ。 花見の場所取りをしている暇は、無いのです。 [2014-03-24 PM15 追記] 場所取りをしながらワンセグで観ることにしました。 当日の雨天を望みます。 みんなでお花見を 場所:上野公園らへん 日時:2014/3/29 適当に食べ物とか飲み物とか敷物とか遊ぶ物とか持って来たらいいと想うし 未成年は飲酒喫煙しないで真面目に生きてほしいし 楽しく生きたい 楽しく生きたいよ 場所 上野公園 道順を調べる コメント
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