詳細 神谷先生が死んだ。 彼の遺体は研究室で見つかった。 背中から刃物で心臓をひと突き。室内は争った形跡もなかった。彼が座っていた机の上には、未だルーペが転がっていた。殺される瞬間まで気付きさえしなかったのだろう。彼はそういう人だ。 良くも悪くも研究一筋。 私たちは研究室から帰った姿を見たことがなかったし、そんな彼に愛想を尽かして、奥さんも子供が成人すると同時に離婚届を書いたらしい。まぁ、それでも私たちにとっては尊敬すべき研究者だったのだ。 「さて」 楠田が口を開いた。 ここで1番歴の長い彼の声に、全員が耳を傾ける。 「君たちはわかっていると思うが、この研究室に部外者の立入れるような甘いセキュリティは存在しない。したがって、神谷先生を殺害したのはこの中の誰かということになる」 ごくり、と誰かが唾を飲む音がした。 私たちも愚かではない。それは誰もが予想していたことだ。ここには研究員しか入れない。神谷先生が殺された時間に研究員以外の人間の立ち入りを許した可能性も存在しない。そして、今ここには全ての研究員が揃っている。 つまり、神谷先生を殺した人間がこの中にいる。 「本題だが、君たちをここに隔離させてもらう。外部との接触を遮断し、一切の連絡を取れないようにさせてもらう。いまから神谷先生を殺した犯人を見つけ出さなければならないからね。そして、犯人には動機、目的を明らかにしてもらった後、死んでもらわなければならない」 私は周囲を見渡した。 全員が沈痛な面持ちで私と同じように周囲を伺っていた。 ◆イベント詳細 1/5(日)19:00〜23:00 会費:1,500円 会場:大塚駅近辺のレンタルスペース ※参加者に個別でDMいたします。 《注意事項》 当日キャンセルのみ禁止とさせていただきます。 今回作成したものが7人ちょうどを想定しているためです。また、遅刻も厳禁となります。よろしくお願いいたします。 ※キャンセルの場合は必ずDMをください。 場所 大塚駅近辺レンタルスペース 道順を調べる 参加者 (7人/定員8人)
不参加 (0人)
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