詳細 感傷マゾとは、存在しなかった青春への祈りです。 感傷マゾ vol.04では、「VRと感傷」をテーマに寄稿者様を募集させていただきます。 VTuberが好きで放送をよく聴いている人、VRChatに定期的にログインしている人、VRアバター向けの3Dモデルを作成している人。現実の自分の肉体が嫌いなので、美少女アバターをまとってVR空間で美少女として扱われるコミュニケーションにハマっている人。VR空間ですら自己認識が現実の自分と変わらず、美少女アバターをまとっても救われない人。 VRChatのワールドで拾った女子高生のアバターを好んでまとっていたら、そのアバターには突然アヘ顔になる機能があり、真面目な話をしていた時にアヘ顔になったらフレンドから「それ、わくさんの性根が顔に出てるんですよ!」とツッコまれて、ショックでVRChatにログインしなくなった人。 おそらく、VRに関心のある方は、各々が様々な立ち位置でVRに関わっているのだと思います。 vol.02「最高の夏コンプレックス特集号」、vol.03「架空のノスタルジー特集号」では、主催者が寄稿募集欄でコンセプトを説明し、一つのコンセプトに沿った冊子を作ることを目的としていました。ただ、今回も同じスタイルで冊子を作ると、コンセプトに原稿を寄せようとした結果、VRに対する多様な視点を取りこぼしてしまうのではないかという疑念があります。 そのため、今回は寄稿者の方が感じている、「VRと感傷」の関係についての原稿を募集します。 例えば、vol.02「最高の夏コンプレックス特集号」でも度々描いていた、「田舎の祖母の家や、青空の下のひまわり畑、浴衣を着た幼馴染の少女と行く地元の神社の夏祭り」といった概念の夏休み。現実の夏休みは8月31日で終わるからこそ切ない気分になるけれども、これらのシチュエーションをVR空間で再現した場合、ユーザー自身がログアウトするか、サービス自体が終了するまで夏休みが終わることはありません。夏の終わりを象徴するひぐらしの鳴き声が永遠に響き渡る、概念の夏休みのVR空間は果たしてエモいのでしょうか? 「終わるはずの夏休みが終わらないからこそ、エモい」という解釈もあるだろうし、「夏休みは終わるからこそ、エモい」という解釈もあるでしょう。おそらく、「私は何に対してエモいと感じるか?」を説明することはできても、統一的な答えを出すことは難しいのです。 「VRと感傷」をテーマにした原稿ならどんな内容でも大丈夫です。ぜひ、興味がある方は寄稿をよろしくお願いします! 【装丁】 オフセット印刷、A5 【発刊時期】 第三十回文学フリマ東京 [2020年05月06日(水)]予定 【募集原稿様式】 ・エッセイ、評論、小説:3000字~30000字 ※文字数制限を超える場合、応相談 【形式】.txtまたは.doc ・漫画、イラスト:1頁~10頁 ※10頁を超える場合、応相談 【形式】.pngなど画像データ、あるいは.eps 【カラーモード】グレースケール ※下記のサイトのA5のテンプレートに合う原稿にしていただくようお願いします。 株式会社 栄光 テンプレート各種 https://www.eikou.com/down/index.html ※寄稿する際、原稿と一緒に、自己紹介文(140字まで)と外部URLも送ってくださるようお願いします。 【原稿送付先】 メールアドレス:benedict0009@gmail.com ※件名に【感傷マゾ vol.04原稿】と記入をお願いします。 【スケジュール】 ・締切:2020/03/28(土) ※4月中旬頃まで校正予定です。 【謝礼】 寄稿いただいた方には、新刊本誌1冊を進呈させていただきます。 【その他】 感傷マゾの専門誌という性格上、趣旨とあまりにも異なる原稿の場合、掲載をお断りさせていただくことがあります。 参加者 (15人/定員15人) 不参加 (0人)
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