2019923[月]

【CoCあか卓】カエラズノケン ~狂気山脈第三次登山隊の顛末~

🕊あか🐐

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詳細


【開催シナリオ】


カエラズノケン ~狂気山脈第三次登山隊の顛末~


シナリオ作者:まだら牛様

難易度:★★★★

傾向:探索、ダイス、RPまんべんなく

舞台:現代

「狂気山脈」シリーズ三作目。

前2作同様、謎解き要素や自由度が比較的薄い特殊なシナリオとなっています。

代わりに自然という人智の及ばぬ脅威と戦い生き延びる力が探索者に求められます。

ただし今回は秘匿HOがあるため、前2作と比べるとRP要素が多くなっています。

シナリオに関連する単語やタイトルでの検索・その他はプレイが終わるまで控えて頂ける様お願いします。



【シナリオ導入】


まるで葬列の様だ。

その登山隊を、誰かがそう評した。


南極に発見された新たなる世界最高峰は、二度に渡って世界最高の登山家達を飲み込んだ。

人々はかつてのように、山に対する畏れを取り戻しつつあった。


そう、誰が呼んだか狂気山脈。


かの大陸が暗い冬に閉ざされる極夜を目前として、これが最後のチャンス、と

三度無謀なる登山家たちが、邪神の山嶺へ挑むこととなった。

それぞれの胸の内に、逃れられぬ因縁を秘めながら―――。





【探索者について】

秘匿ハンドアウトがあるため、全員新規探索者でお願いします。

シリーズ同様、職業は本シナリオオリジナルの「登山家」を選択することを推奨します。

舞台は現代。国籍や年齢などに制限はありませんが、世界最高峰への登山に挑む資格とモチベーションがある、一線級の登山家であることが求められます。

本シナリオ中において、キャラクター間のコミケ―ションに<言語技能>の取得の有無は考慮しなくてよいものとします。


【職業:登山家】
[職業技能]ナビゲート、登攀、聞き耳、目星、跳躍、追跡、キック、組みつき

[+次の技能から個人技能として1つ選択]応急手当、地質学、生物学、写真術、他の言語、水泳


詳細な所持品などは設定しなくて構いません。

また、探索者たち全員に初期装備武器として以下の二つが与えられます。


▼アイゼン 

基本命中:〈キック〉/ダメージ:1D6+2+db/射程:タッチ/攻撃回数:1/耐久力:12

▼ピッケル 

基本命中:〈登攀〉/ダメージ:1D6+1+db/射程:タッチ/攻撃回数:1/耐久力:12


■推奨技能(優先度の参考にしてください)■
[必須]登攀、ナビゲート

[推奨]職業「登山家」に記載されているもの全般(シリーズの経験からいろいろご想像ください 笑)


今回も最大技能値の上限はありませので、極振りしてもらっても構いません。が、その代りに別の技能の数値が小さくなるので、じっくり考えて振ってもらえればと思います。





【ハンドアウトについて】

今回のシナリオでも、全員にハンドアウトがあります。

これは、キャラクターごとのドラマ背景を設定し、物語を盛り上げるためのものです。

各探索者には、背景に応じた【ミッション】が与えられます。

ミッションのクリア成否そのものは、セッションの成否とは関係がありません。

シナリオ中、各々でミッションのクリアを目指してください。

また、各ハンドアウトには隠された【裏】の情報があります(=秘匿HO)


【裏ハンドアウトについて】

HO決定後に個人DMを使って各々に配布します。

【裏】の情報は、セッション開始までは他のプレイヤーには伏せるようにお願いします。

セッション開始後は、プレイヤーの任意のタイミングで公開することができます。

その後、対応する「回想シーン」が挿入され、所定の<正気度>ロールが発生します。

シナリオ攻略上、公開のタイミングが重要になることもあるので、慎重に判断してください。


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【HO1(表)】:生命への意思

君は山岳救助に携わる者、あるいは山岳医だ。

二度にわたり屈強な登山家達を飲み込んだ暴虐なる狂気山脈。

そこに、再び挑もうとする無謀な者たちがいるという。

もうこれ以上犠牲者を増やすわけにはいかない。

君は彼らの命を繋ぐザイルとして、登山隊に参加することにした。

  このハンドアウトには<裏面>がある。

  [ミッション]第三次登山隊のメンバーを生還させる


【HO2(表)】:遺された者

君には大切な人がいた

世界最高のクライマーであった彼は、第二次狂気山脈登山隊に参加した。

必ず生きて帰ると君に約束して。

しかし彼は還らなかった。約束を違えた彼を、そして彼を喰らった山を、君は許せなかった。

第三次登山隊が発足したとき、君が参加したのは必然だった。

  このハンドアウトには<裏面>がある。

  [ミッション]狂気山脈を制覇する


【HO3(表)】:真実の追跡者

君は先の第二次登山隊に非常に注目していた。

しかし、隊に同行した記者は、その顛末を伝える役目を果たすことはなかった。

このままでは、登山史に新たなる"マロリーの謎"が残されてしまう。

果たして、彼らは新たなる世界最高峰の頂を踏んだのか否か。

それを確かめるのが、君の目的だ。

  このハンドアウトには<裏面>がある。

  [ミッション]第二次登山隊の登頂の有無を確認する。





【本シナリオ(セッション)をプレイする上での注意事項】


①クトゥルフ神話TRPGです
何もかもが必ずしも上手くいくようには出来ていません。
既に経験済みの方もいると思いますが、プレイ中は、辛かったり苦しかったり、理不尽だと感じる場面もあります。決して「どうにかしたい!」という大事な気持ちを捨てて欲しいという訳では全くありません。が、どんなに絶望的な状況になってもごねず腐らずそういった状況も含めて"楽しんで"頂けると幸いです。


②同卓のメンバーへの思いやりを大切に
他のゲームにも共通することですが、最後まで諦めずにクリアを目指してください。TRPGはKPとPL全員で完成させるものです。画面越しではありますが、KPも同卓する他のPLも生身の人間です。「クリア」できないようにはシナリオを組んでいませんので、親しき仲にも礼儀ありの心で思いやりを忘れずにプレイすることを大切にしてください。


KPも参加者の皆さん全員に楽しんでいただけるよう精一杯がんばりますので、どうぞよろしくお願い致します(*^-^)/




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