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X(旧Twitter)の障害によりログインできない場合は[こちらのページ]の手順をお試しください。 詳細 感傷マゾとは、存在しなかった青春への祈りです。 感傷マゾ vol.03では、「架空のノスタルジー」をテーマに寄稿者様を募集させていただきます。 通常、ノスタルジーは、「子供の頃の自分の生活」や「青春時代の淡い初恋のエピソード」など、 過去の自分の人生を苗床に、現実への失望を養分にして、すくすくと育っていくものです。 しかし、青春時代に何も無かった人間はどうでしょうか? 恋人もできず、部活で何かを達成したりもせず、ただただ授業が終わると帰宅の途につき、 家に帰ってネットを見ていたら高校時代が過ぎ去っていた人間は、 自分の青春を元にノスタルジーを育てようとしても、何も育てられないのでしょうか? おそらく、そうではないでしょう。たとえ、現実の人生に何も無かったとしても、 アニメやラノベなどのフィクションを元に、浸れるほどのノスタルジーを生成することは可能なはずです。 そして、虚構に基づいたノスタルジーによって、「ノスタルジックな青春」のイメージを共有し、 それらを創作に向ける逆の現象もまた可能なはずです。 複数のフィクションから架空のノスタルジーを生成し、架空のノスタルジーを元に創作を行う。 これらのサイクルが何度も繰り返されることで現実が脱臭されていき、 「麦わら帽子に白ワンピースの少女」とか「浴衣姿の女の子と夏祭りに行く」とか 「夏休みに祖母の田舎に行ったら、久しぶりに会ういとこの女の子が可愛くなっていた」とか、 ノスタルジックな青春を描く際にありがちなアイテムが生まれるのだと思います。 青春時代に何も無かった人間にとって、これらのアイテムを組み合わせて架空の青春エピソードを作り上げることは、箱庭療法のようなものです。 実際には体験していないものを元に、ノスタルジーを作り上げ、浸ること。 それが「架空のノスタルジー」です。 今回は、架空のノスタルジーをテーマに原稿を募集します。 ※架空のノスタルジーと青春は相性が良いと思いますが、青春に関係しないシチュエーションもあると思います。 例えば、平成以降に生まれて高度経済成長期を経験していない人が、昭和レトロに触れてノスタルジーに浸ることも、実際には経験していないという意味では、架空のノスタルジーです。 もしくは、恒星間航行を行う世代宇宙船の中で、地球に降り立ったことがない人々が、 地球に対して感じる郷愁も架空のノスタルジーでしょう。 今回は、特に青春に関係しなくても架空のノスタルジーに関係する原稿であれば、問題ありません。 【装丁】 オフセット印刷、A5 【発刊時期】 第二十九回文学フリマ東京 [2019年11月24日(日)]予定 【募集原稿様式】 ・エッセイ、評論、小説:3000字〜30000字 ※文字数制限を超える場合、応相談 【形式】.txtまたは.doc ・漫画、イラスト:1頁〜10頁 ※10頁を超える場合、応相談 【形式】.pngなど画像データ、あるいは.eps 【カラーモード】グレースケール ※下記のサイトのA5のテンプレートに合う原稿にしていただくようお願いします。 株式会社 栄光 テンプレート各種 https://www.eikou.com/down/index.html ※寄稿する際、原稿と一緒に、自己紹介文(140字まで)と外部URLも送ってくださるようお願いします。 【原稿送付先】 メールアドレス:benedict0009@gmail.com ※件名に【感傷マゾ vol.03原稿】と記入をお願いします。 【スケジュール】 ・締切:2019/10/31(木) ※11月中旬頃まで校正予定です。 【謝礼】 寄稿いただいた方には、新刊本誌1冊を進呈させていただきます。 【その他】 感傷マゾの専門誌という性格上、趣旨とあまりにも異なる原稿の場合、掲載をお断りさせていただくことがあります。 皆様、ぜひともご寄稿をよろしくお願いします!! 参加者 (14人/定員15人) 不参加 (1人)
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