関西城郭サミット番外編お台場シンポジウム2019
『堺台場の研究最前線!!ここまでわかった!堺台場と幕末大阪湾海防』
お台場シンポジウムも今年で5回目の節目となります。
今回はこれまでの「堺台場と大阪湾海防」研究の集大成
そして最先端の研究報告の内容となります。
昨年は「幕末の大阪湾と台場」が出版され
もう直ぐ大阪春秋誌の「堺台場と大阪湾防備」特集号も発売されます。
台場ブームの兆しが見えてきました、堺台場の注目度も高まります。
堺台場を知らずして幕末を語ることなかれ!
開催日 2019年3月30日(土)31日(日)
■ 30日『堺南台場跡見学会』
・13:00南海本線「堺駅」東口改札ロビー前集合
・天誅組・堺事件石碑、旧堺港、堺南台場跡、旧堺燈台見学、15:00解散予定
・資料代・保険代:500円
・定員:25名(下記問合せ先まで要申込)
*動きやすい服装でご参加ください。
*JR「堺市駅」、高野線「堺東駅」とお間違えないようお願いします。
■ 31日 シンポジウム『堺台場の研究の最前線(仮)』
・12:30開場、 13:00開始、16:30終了予定
・会場:堺市博物館 地階ホール
・資料代:1,000円
・定員:当日先着順100名(申込不要)
・内容:
講演「堺台場の最新研究(仮」後藤敦史氏(京都橘大学 准教授)
講演「発掘調査成果から見た堺台場」小林和美氏(堺市文化財課 主査)
座談会「堺台場の研究最前線(仮」
■講師プロフィール
・後藤敦史氏
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学、博士(文学)。
現在は京都橘大学文学部歴史学科准教授。幕末の日本開国期の研究で知られる。
主な著書に『開国期徳川幕府の政治と外交』(有志舎)、
『忘れられた黒船』(講談社)、
『幕末の大阪湾と台場-海防に沸き立つ列島社会-』(戎光祥出版)など。
・小林和美氏
奈良女子大学大学院文学研究科地理学専攻修了。堺市文化観光局文化部文化財課主査。
『幕末の大阪湾と台場-海防に沸き立つ列島社会-』(戎光祥出版)では、堺台場を執筆。
■主催・問合せ・申込み:堺台場研究会(山本)090-3840-9217 sakai.reki.t@gmail.com
■共催:摂河泉地域文化研究所 郷土誌大阪春秋編集室
■公式SNSアカウント:
https://www.facebook.com/sakaidaiba/
https://twitter.com/sakai_rekishi
https://www.facebook.com/events/297549547612715/
■関連書籍
大阪春秋 第172号 特集『堺台場と幕末大阪湾防備』
発行:2019年2月発行予定
発行所:株式会社新風書房 http://www.shimpu.co.jp/osakashunju/
編集:大阪春秋編集室(編集長:長山公一)
内容:
「幕末の政治史を語る堺台場-政治的な“象徴”という視点から-」後藤敦史(京都橘大学文学部)
「幕末の築城 台場の歴史とみどころ」中西裕樹(高槻市教育委員会文化財課)
「江戸湾品川御台場の普請とその影響」冨川武史(品川区立品川歴史館)
「大坂周辺の村々と海防上田長生(金沢大学人間社会研究域)
「大阪府下の幕末海防築城(再録)」角田誠(城郭談話会・近代築城遺跡研究会)
「明石海峡から西摂の台場と砲台」松林宏典(神戸市教育委員会文化財課)
「天保山台場と淀川べりの楠葉・梶原台場」中西裕樹(高槻市教育委員会文化財課)
「幕末堺の海岸防備と台場」小林和美(堺市役所文化財課)
「資料紹介 堺台場関連絵図-堺市外の機関所蔵資料を中心に-」解説 小林和美(堺市役所文化財課)
「堺事件と堺台場」白神典之(堺市博物館)
「堺台場の石垣にみる技術」高田祐一(奈良文化財研究所)
「日本最古の木造洋式燈台 旧堺燈台」小林初惠(堺市役所文化財課)
「資料紹介 堺市立図書館資料からたどる大浜の歴史」解説 佐久間素子(堺市立中央図書館)
「幕末の海防関連遺産保存・活用展望(再録)」髙久智広(神戸市立博物館)
「お台場シンポジウムへの道のりと今後の展望」山本ゾンビ(堺台場研究会)
付録「堺浦海岸砲台築造図絵(大正十三年七月写)」「堺浦両御台場絵図」(堺市立図書館蔵)