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１１月２５日（日）　常夜国騎士譚ＲＰＧドラクルージュ　オフラインセッション会

こんにちはTAKEです。みなさん最近ＴＲＰＧ遊んでいますか？

良ければ一緒に遊びませんか？

シナリオ：堕落の翼は堕ちない(lib14様)　改訂版

物語の背景

日没の地にほど近い常夜の果てに、太陽に睨む砦あり。
永遠の命をもつ騎士なれど、太陽に灼かれれば死に至る。
騎士の憎むべきは堕落なれど、太陽に勝る仇敵なし。
 
ここは、潤いなき常夜の果て。
誰しも、堕落し、やがて消えていくことは珍しくない。
即ち、潤いは貪ってでも手に入れよ。これが最果ての掟。
日没の街、ノクタールが太陽の使徒の軍勢に奪われた。
残された防人たちはレイル砦に逃げ延び、奪還を誓った。
防人(さきもり)に騎士も異端もない。皆、士気は高かった。
 
そんな中、英雄たちは堕落してゆく。
砦は潤いを求め、貪り、堕落を受け入れた。
譬(たと)え誹られようとも、唯一つの信念は曲げまい。
これは不徳の騎士たちを描く、もう一つの騎士譚。

物語の舞台

レイル砦
レイル砦は太陽との戦いの前線基地である。
荒野の向こうの地平線からは白い光が漏れ、周囲からは炎と生き物の焼ける臭いがする。
この地では、名誉よりも誇りと実力を重んじる。
堕落の兆しを得たとしてそれを咎める者はいない。
ここは、宮廷に居場所を亡くした者と、戦場に居場所を見つけた者が集う場所。
誰にだって隠したい過去はある。
そうは言っても、堕落の兆しは人に見せびらかすようなものではない。
戦場を居場所に選んだ時点で堕落と消滅は隣り合わせ。
潔癖が過ぎる騎士に罵られようが、気にする者はいない。
太陽との戦いに潤いが必要なことは誰もが知っている。
潤いを得るために手段を選んでいる場合ではない。
異端のフォーンでさえ利用するのが砦のやり方だ。
堕落者の付け入る隙も多いが、それさえも乗り越えるのが砦の騎士というもの。
 
ノクタール
真祖ドラクルと太陽の戦いにおいて聖地となっている都市。
日没の地に隣接する街であり、本当の意味で常夜の果て。
だが、数年前にノクタールは暁の将軍によって占領され、太陽の手に落ちた。
ノクタールの民はドラクルの血統が助けに来ないことに絶望し、太陽に焼かれ続けているという。
そして、暁の将軍は紅月の破壊という恐るべき計画を進行しているという。
これは騎士にとっても異端にとっても放っておくことのできない事態なのだ。
何としてもノクタールを奪還せねばならない。


ハンドアウト

ＰＣ１ 消えざる絆：太陽【仇】 推奨の道：狩人、将軍、空駆、剣士
序言
貴卿（御身）と黒天卿は防人たちの中でも双璧を為す英雄であった。
だが黒天卿は太陽の使徒、暁の将軍の罠に嵌まり、消滅しかけた。
貴卿らが守り抜いた日没の村の娘は、自らの血を献げて友を消滅の危機から救った。
民の血を啜った友は堕落者となり、獣の身体と白む空を穿つ漆黒の翼を手に入れた。
理性を失い、民を貪ることも厭わなくなった魔獣は、太陽の沈む地へ唸り声を上げる。
そして貴卿は、堕落者の手綱を握り、太陽への復讐を誓った。

空駆：騎士限定　神秘的な幻獣と絆を結び、己の乗騎として駆る英雄的騎士。
剣士：異端限定　騎士とは異なる自在な在り方で戦い、仲間や民を守る異端。

ＰＣ２ 騎士限定　消えざる絆：暁の将軍【殺】 推奨の道：夜獣※
序言
貴卿は”退廃の砦”と悪名高きレイル砦の司令官である。
日没の地を臨む常夜の果てに集う跳ね返り者を束ね、
ノクタールの都を占拠している暁の将軍に挑んでいる。
噂によれば斯の者は紅月を滅ぼすおぞましき計画を遂行中という。
そうなる前にノクタールを取り戻さねばならない。
焦燥の中、疲弊した貴卿は堕落の兆しを得てしまった。
醜い夜獣が砦の司令官として軍配を握るは名誉に関わること。
かくして新たな司令官が砦に派遣されることとなったが、
果たして志を託すに値する人物なのだろうか。

特殊：夜獣以外の道を選択した時は、まさに堕落の兆しを得たりの逸話を取得する事。

ＰＣ３ 消えざる絆：コンスタンティン卿【侮】 推奨の道：なし
序言
貴卿（御身）はノクタールの街を開放するために集ったレイル砦の防人だ。
そんなレイル砦に新たな司令官が来た。ドラク家次期公爵の候補者の一人と目されている。
レイル砦は前線基地なれど、今まで兵も碌(ろく)に集まらず戦わされてきた。
だがここにきて兵も物資も潤沢だ。野心家も楽に戦功が期待できよう。何と見え透いた男か。
恐れを知らぬ馬鹿者に消滅の恐怖の何たるかを教えてやらねばなるまい。

ＰＣ４ 消えざる絆：コンスタンティン卿【欲】 推奨の道：なし
序言
貴卿（御身）はノクタールの街を開放するために集ったレイル砦の防人だ。
そんなレイル砦に新たな司令官として麗しき騎士がやって来た。
真祖に祝福されしドラクの領主に唇が濡れる。
砦に咲く華の如く、コンスタンティン卿こそ、
太陽との戦いに渇いた貴卿（御身）に潤いをもたらすため、真祖が遣わした御方のはず。
この可愛い上玉に砦の洗礼を浴びせ、貴卿（御身）の恣(ほしいまま)にしてやろうじゃないか。

ＰＣ５ 騎士限定　消えざる絆：コンスタンティン卿【妬】推奨の道：なし
序言
貴卿はノクタールの街を開放するために集ったレイル砦の防人だ。
そんなレイル砦に新たな司令官が来た。
彼は多くの配下を引き連れているが、貴卿の見知った顔もあるようだ。
かつて貴卿が治めた地は突然焦土と化し、
貴卿は民を守るため堕落者の力を借りて太陽の欠片を討った。
だが頃合いを見計らったかのように彼は現れ、
その咎を責められ、貴卿は領地を追われる身となったのだ。
斯様な忌々しき偽善者を司令官などと認められるはずもない。


ＮＰＣ

黒天卿
最も勇猛で、最も太陽を憎んだ堕落者。
かつては PC1 と双璧を為す常夜の英雄で、誰よりも多くの太陽の欠片を倒してきた。
暁の将軍の片目を潰したことで、彼の逆鱗に触れ、罠に嵌められてしまい、消滅しかけた。
消滅寸前のところで、情を交わし合っていた民の少女の血を啜り、生きながらえた。
斯様な事をすれば堕落すると誰もが分かっていた。だが止める者はいなかった。
黒天卿は修羅となり、毎晩、太陽を睨み、吠え続けた。
太陽が輝く限り、黒天卿の戦いは終わらないだろう。
理性を失った黒天卿が心を許すのはその民の娘と、PC1だけなのだ。
PC1に手綱を預け、堕落の翼を広げる。そして太陽を討つべしと叫ぶ。
 
暁の将軍
真祖ドラクルによって砕かれた太陽の欠片が一。
太陽の軍団を率いて聖地ノクタールを騎士たちから奪い、紅月の破壊を目論んでいる。
砦の防人たちとは何度も戦っており、不倶戴天の敵どうしである。
黒天卿によって片目を失っている。
 
コンスタンティン卿
コンスタンティン・イブディラール・アミール・フォン・ドラク。
”夏夢卿”の名で知られるドラクの領主。
来るドラク家の当主の後継者候補であり、圧倒的な政治力をもち、砦の支援者の一人である。
舞踏の技に優れ、民や社交界の評判もよい。
元司令官であるPC2が堕落の兆しを得たことを口実に、レイル砦の新たな司令官に立候補した。
彼は司令官の権限で、砦の防人たちを先発隊に任命し、
太陽に奪われたノクタール奪還作戦を決行する。
目映いばかりの騎士道を歩み、民に愛され、浮いた噂のない実直な騎士であるが、
堕落者への態度は冷徹だと言われる。

※今回、ドラクルージュからヘレティカノワール、ノブレスストーリアまで使用します。
　ストーリア使用については、ＤＲに設定確認をしてください。
　ハンドアウトは１～５までありますが、１と２は固定でお願いします。

募集関係：今回ＰＬに雪さんが参加されます。

　　　　　１１月１８日までＰＬ３名まで募集し、２名以上参加で開催します。