シナリオ：1920~ 年代「白鳥の歌を謡うとき」PL向け資料
◆プシュケ・カレッジの設定
全寮制の学校。イギリスのグロスターシャー州
（首都ロンドンより110マイル離れた西イングランドという地帯に存在する）にはセヴァン渓谷という場所がありのどかなところである。
プシュケ・カレッジはその南東部の森の中に存在していた。
近くにはゴーツウッドという村があり、少しそこから西へ行けばカムサイド・ブリチェスターといった街が存在している。
もし東に行った場合は首都のロンドンへ赴くことができるだろう。
しかしてこの学校は森の奥深くにありそういった事とは程遠い生活を送っている。
ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校を考えてもらえばちょうどいい。
11歳～18歳の少年少女がここには存在する。時代は遡れば大変に古いが割愛。
規則は大変に厳しく大きな休みの際にしか家に帰ることは許されない。
ある程度の才能が認められれば孤児の入学も歓迎されており探索者は全員その枠である。寮は全てで３つある。
トラゴー寮：シンボルは山羊に柘榴、葡萄、蔦が使用された飾り
キュクノス寮：シンボルは白鳥に月桂樹、オリーブ、ヒヤシンスが使用された飾り
エラポス寮シンボルは牝鹿にイトスギ、マーガレット、チューリップが使用された飾り
寮の振り分けについては出生や才能・傾向等様々な要素を見た上でされるようだ。
探索者は全員キュクノス寮に所属している。
イギリスの寮学校ではままある話だが生徒の中には寮対抗意識が多少なりともあるようだ。
年間のスケジュールとしては、9月に学期がスタートし7月に終わるという日本の学園生活とは違うものとなっており、
シナリオ進行上18歳がいた場合夏がすぎると卒業扱いになってしまうため17歳が上限となる。
また、元々情緒豊かな子供を育てたいということで芸術に関する授業が他の学校よりも多い。
4月にはイギリスの詩人シェイクスピアにまつわる授業や祭があり、夏には毎年コンクールがある。
秋には外からやってくる劇団の劇やサーカスをみたりとほぼ季節ごとに大きなイベントがある。
▶セッション中における授業の処理
１・２、３・４、５・６、７・８の２学年で１つの授業をうける科目と１学年ずつ受ける授業の２種が存在する。
基本的に探索者の寮担当であるボーモントの担当科目については前者である。
ただ探索者の年齢によっては時間帯がバラバラになるとはおもうが、
セッション中描写として行われる授業光景は行事などで全学年共通の授業内容だった場合のケースの話である。
セッション外においては学年ごとに授業内容が違う。
▶気候（ラムジーキャンベルのサプリ参照）
セヴァン渓谷はイギリスで有名な湿地帯の1つ。春～秋は頻繁に雨がふり、冬は雪に見舞われることが予想される。
海に囲まれた国の為イギリス全土は高湿度となり冬霧が多い。
夏の平均温度は15～20℃。冬の平均温度は日中は5℃。夜は時々氷点下まで下がる。
▶探索者の所属するキュクノス寮について
男子・女子の比率はほぼ半分半分であり比較的和気藹々としている。
才能がある孤児などは基本的にこの場に集められる。
その他一芸に秀でているものは比較的ここに入るだろう。
部屋は下級生は4人部屋、真ん中の学年が 2人部屋、上級生は成績などがよければ一人部屋をもらうことができる。
▶共通の知り合いNPC
コレーとローレンスに関してはよく探索者とつるんでいるため一緒に行動することが多い。
●コレー（13歳/3年）キュクノス寮所属
探索者と同じ孤児院出身の女子。3歳頃に孤児院の前に捨てられていたらしい。
長いウェーブの黒髪を三つ編みに一部しかざりをつけている。引っ込み思案で学校でも中々友達ができないようだ。
探索者やローレンスにはよく懐いている。空想上のものをよく信じているようでファンタジーの本をよく持ち歩いている。
●ローレンス（17歳/7年）トラゴー寮所属
探索者の住む孤児院によく出資しているディレッタントの息子。
親がよく孤児院に顔をみせにくるため頻繁に自身も孤児院に行き探索者とは交流があった。
コレーとは正反対で活発で男子らしいタイプ。愛想が良く交友関係は広め。
●レイチェル・ボーモント（30歳）キュクノス寮担当/国語教師
キュクノス寮の管理担当教師。教師寮は別にあるが寮担当の者はその寮に住むため探索者と住まいを同じくする者である。
淡々と話す国語教師。厳しい教師として有名でありあまり愛想はない。
◆探索者創造に関して
・ステータス
● DEX/CON/APP/POW=3D6 ●INT=2D6+6 ●EDU=1D6+5
● SIZ/STR=まず2D6を振る。年齢に応じた固定値がこれにつく
12歳=なし 13歳=1 14歳=2 15歳=3 16歳=4 17歳=5 SIZの補正はなし。年齢は12～１7歳限定。
最低でも1年は学校ですごしている。
・一律の技能値変化 ※掲載したもの以外はルールブック通り。
運転5% 機械修理10% 電気修理1% 応急手当20% 信用 5% 隠れる/忍び歩き40% 回避(DEX*2)+30%
・技能の振り方
全員共通のHOとして「あなたは何かしらに才能がある孤児である」というのが存在する。
本を読むのが得意・星に詳しい・生き物のしくみに詳しい・ホラーな話をよく知っている・絵がかける・ピアノが弾けるなどなんでも構わない。
何かしら１つは才能を持っているという設定をつけること（複数所持も可能）EDU*20の職業技能においてはその何がしか特化した才能を設定し、それは必ず最低40％以上は持つこと。
それ以外は自分の生い立ちにあったもので好きに振ってかまわない。INT*10はいわずもがな自由に振っていい。
上限値は80%。子供限定の為今回のみ上限値を設ける。
●第一章「春の夜に」
必須技能なし
あったらいいかも程度の技能
＜目星＞＜聞き耳＞
＜機械修理＞＜歴史＞＜図書館＞＜対人技能＞
●第二章「永遠の少年少女」
あったらいいかも程度の技能
＜目星＞＜聞き耳＞
＜機械修理＞＜歴史＞＜図書館＞＜対人技能＞
●第三章「同じ夢から覚めた後」
あったらいいかも程度の技能
＜目星＞＜聞き耳＞
＜機械修理＞＜歴史＞＜図書館＞＜対人技能＞
--------------------１０年後------------------------
●第四章「どこでもない楽園にて」
以前のに加えての推奨技能＜戦闘技能＞
準推奨＜治療系技能＞
●第五章「謡う歌の名は」
以前のに加えての推奨技能＜戦闘技能＞
準推奨＜治療系技能＞
質問がありましたら個別に私まで送っていただいて大丈夫です(^_-)-☆
みず🌟🌟
