山口雄大監督特集Vol.2
「赤んぼ少女」
<開催期日>
12月23日(日)
<上映作品>
「赤んぼ少女」
(2007 監督山口雄大 脚本小林弘利 原作楳図かずお 主演水沢奈子 野口五郎 斎藤工)
<ストーリー>
孤児院で育った15歳の少女・葉子。戦争で生き別れた父・南条敬三にようやく見つけ出され、彼女の生家・南条家の屋敷へと引き取られることに。しかし南条家では、敬三以外に葉子を歓迎する者はいないようだった。不慣れな屋敷で落ち着かない葉子は、やがて不気味な赤ん坊の泣き声を耳にするのだったが…。
<イントロダクション>
世界中のマーケットを席巻する日本発海外向けレーベルThe SUSHI TYPHOON。
活きのいい若手・中堅の映画監督を取り揃え、日本映画のパワーを発信し続けていますが、その中核メンバーの一人、山口雄大監督をフィーチャーした上映会を2週にわたって開催します。
自主映画時代からおバカ映画にこだわり続け、商業デビューしてから10年経った現在もその勢いは留まることを知りません。
ザ・グリソムギャングではそのおバカパワーの源を探るべく、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭ヤングコンペ部門ブランプリを受賞したデビュー作「地獄甲子園」と、映像化困難と思われた楳図かずおの世界に果敢に挑んだ異色ホラー「赤んぼ少女」の2本をチョイス。
それぞれ山口監督の他、スタッフ・キャストの方々をゲストにお迎えし、その独特の世界観の魅力について大いに語り合っていただきます。
2週目の「赤んぼ少女」では、脚本を手がけた小林弘利さんをお招きし、長いキャリアの中でも一際異質な光を放つ本作について振り返っていただきます。
映画に負けず劣らず、絶妙なトークの面白さはお墨付きの山口監督と楽しい師走を過ごしましょう!
<ゲストプロフィール>
山口雄大(やまぐち ゆうだい)
1971年、東京都出身。
日本映画学校卒業。
自主映画制作を経て、北村龍平監督作「VERSUS」に共同脚本/第二班監督として参加する。
2002年に「地獄甲子園」で長編映画初監督、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭ヤングコンペ部門でブランプリを獲得する。
他監督作品に「魁!!クロマティ高校」(05)、「赤んぼ少女」(08)、「激情版エリートヤンキー三郎」(09)など。
2009年「板尾創路の脱獄王」では、脚本とクリエイティブディレクターを担当。
WOWOWのドラマ「ソイル」(10)では清水崇と共に監督を務めている。
小林弘利(こばやし ひろとし)
1960年、東京都出身。
工科芸術学院映画芸術科卒。
1984年「星空のむこうの国」で小説家としてデビュー。
1986年同原作の映画化作品で脚本家デビュー。
以降、小説家として、脚本家として多彩な活躍をし、現在では質量とも日本映画界屈指の売れっ子ライターとしてその名を馳せている。
小林弘利さんHP
The World didn't come to an end
主な作品
小説
「星空の向こうの国」
「いつか やさしい雨が」
「月が魔法をかけた夜」
「童話を胸に抱きしめてNo.1~4」
「サウンド・オブ・サイレンス」
「水曜日にまた逢おう」
「HEY!スピルバーグ」
「小説 ふしぎの海のナディア 上~下」
他多数。
脚本
『星空のむこうの国』(86 監督小中和哉)
『二人が喋っている。』(94 監督犬童一心)
『エコエコアザラク』(95 監督鈴木浩介)
『雨鱒の川』(04 監督磯村一路)
『死に花』(04 監督犬童一心)
『アタゴオルは猫の森』(06 監督西久保瑞穂)
『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』(08 監督北村拓司)
『L change
the WorLd』(08 監督中田秀夫)
『ブタがいた教室』(08 監督前田哲)
『Sweet Rain
死神の精度』(08 監督筧昌也 )他多数。
<タイムテーブル>
14時30分~映画「赤んぼ少女」上映
16時30分~休憩
16時50分~トークショー ゲスト 山口雄大監督(予定)、小林弘利さん
19時頃終演予定
※終演後、ゲストを囲んでのクリスマス会あり(要別途会費)
<チャージ>
前売予約2500円 当日3000円
クリスマス会費4000円(飲み放題付)
■予約について
※ご予約はメールでのみ承ります。
cineka2@yahoo.co.jp
「赤んぼ予約」と題し、お名前・参加人数・懇親会参加の有無・連絡先を明記の上、お申し込み下さい。
折り返し予約確認メールを差し上げます。
2,3日中に予約確認メールが届かない場合は店舗までご連絡ください。
なお、Gメールでのご予約は受け付けかねる場合がございますので、恐れ入りますが別のアドレスをご利用ください。
また、最近予約後のキャンセルが急増しております。
キャンセル自体は承りますが、次回以降の予約に関しては補助席扱い、あるいは予約をお断りする場合もございます。
当日キャンセルにつきましては、次回以降の予約を一切受け付けませんので予めご了承くださるようお願い申し上げます。
<会場>
シネマバー ザ・グリソムギャング(キャパシティ21席)
神奈川県 川崎市
麻生区 高石 3-26-6 箕輪ビル1F(小田急線 読売ランド前駅 徒歩7分)
tel・fax 044―966―3479
HP http://grissomgang.web.fc2.com
E-MAIL cineka2@yahoo.co.jp