詳細 ワークショップ「こどもをもつことは良いことか?」 こどもが生まれたとき、私たちは「おめでとう」という言葉をかけます。 その家族にも、そのこども自身にも。
けれど、こどもをもつことは本当に「おめでたいこと」であり、「幸せなこと」でしょうか。
すでに誕生してしまっている私たちの完全なエゴによって、受動的に誕生させられるこどもたち。 どんなこどもが生まれるのかをほとんど予測しえないうえに、その全責任を負わねばならない親たち。 そして、こどもをもとうとする過程でさまざまな理由によってパートナー関係が破綻してしまうひとたち。 さらには、こどもをつくることのできないひとたち。つくりたくないひとたち。
いま私たちが感じている将来に対する不安のなかで、安易にこどもを誕生させてしまうことにはたしてリスクはないのでしょうか。 こどもをもつことが端的に良いこととされる風潮や思考や態度のなかに、私たちや次世代の人々をも苦しめる問題は残されていないでしょうか。
こうした問題を多角的に検討することは、けっしてこどもをもつことを否定することではありません。 そうではなくて、むしろ本当に望んでこどもをもつために、そしてこどもをもたないという選択がこどもをもつことと同じくらい素晴らしいものであるということを知るためにも、この問題をぜひ一緒に考えてみませんか。 【日時】 2018/06/10 (日) 13時~17時頃 【会場】 GACCOH 〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町63-17 京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分
【参加費】 500円 【登壇者】 ・横山 高史 工学部の物理系の研究室で、プラズマの医療応用や農業応用の研究をしています。 ・横田 祐美子 現代思想、とりわけフランス哲学について研究しています。大学院の文学研究科に所属しています。 ・谷川 嘉浩 英米哲学・教育学などを専門にしています。学際系(分野融合)の大学院にいます。 yuzumike[at]gmail.com 場所 GACCOH 道順を調べる 参加者 (3人) 不参加 (0人)
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