こんにちは、Naorai 店長の岩田です。
年末に店長著書のウイスキー本を発行させていただき、ウイスキーに興味を持ってくれた方も多くなってきた今日この頃……、先日のシーバスリーガルのテイスティングイベントに引き続き、
第二弾のイベントを開催します(ง `ω´)۶
スコッチウイスキーの歴史を語る上でも外すことのできない銘柄、
『グレンリベット』テイスティングセミナーこちらを実施させていただきます！！
■グレンリベットについて
――すべてのシングルモルトはここから始まった――
密造時代と呼ばれる18世紀、琥珀色のウイスキーが誕生したのは偶然の産物と思われるかもしれません。しかし、その裏では厳しい政府からの重税に対する造り手の闘いの歴史があり、そこから生まれたお酒ともいえます。
1777年は合法的な蒸留所が8ヶ所しかなく、今では考えられない数しかありませんでした。対して非合法の密造蒸留所は400ヶ所以上存在したと言われます。政府はそんな状況を改善するために、1823年に酒税法を改正し、その酒税法を受け入れた初の政府公認蒸留所として1824年に認められたのが『ザ・グレンリベット蒸留所』でした。当初はグレンリベットもスペイサイドに位置する密造業者の一つでしたが、この政府の承認を勝ち取ったのが創業者のジョージ・スミスでした。しかし当時の密造業者の間ではこの酒税法改正に反対する人が多く、彼のことを政府に寝返った裏切り者として攻撃の対象にしたのです。当時ジョージ・スミスは、自分の防衛用に2丁の拳銃で武装しながら反感を持った者達に抵抗しました。この2丁の拳銃、そして密造時代から闘ってきた歴史から「抵抗の酒」の象徴として、今のグレンリベットのラベルにも描かれ、200年以上も変わることなくその伝統と味を守り続けているのです。
なお、グレンリベットとは
〝リベット川の谷〟を指しており、その前に定冠詞の『ザ』がついているのは、政府公認の名をあやかって同じ名前を語る偽物が出回った為、スミス家は訴訟を起こして勝訴し、それ以降グレンリベットを名乗れる唯一の蒸留所となったことからこの名前となりました。（当時はマッカランやアベラワーもグレンリベットの名を使用していたくらいです（笑））
200年以上の歴史を持つ変わらない味と伝統、歴史に想いを馳せながら一度ぜひ楽しんでみてください。
今回はシーバスリーガルの販売取扱いをされている
「ペルノ・リカール・ジャパン」さんとのコラボで、
実際に複数の銘柄をテイスティングしながら、ウイスキーを勉強していきます。
特別講師として、前回に引き続き
内田晴大さんにお話いただきます！
また、勉強会の後は簡単な懇親会も予定しておりますので、ウイスキーについて色々お話しを聞いたり、同じウイスキー好き、お酒好きな人と交流を深めるチャンスかも！？
■日程
5月26日（土）18時～20時半予定
一部：勉強会＆テイスティング 18時～19時半頃
二部：懇親会 19時半頃～20時半
■参加費用
お一人様：4,000円（税込）
■場所
Grand Bar Naorai
（東京都新宿区神楽坂6－66 宝生堂ビル4階）
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13053849/■イベント内容
一部：グレンリベットを中心とした銘柄のテイスティングと勉強会
（勉強会の内容はウイスキーに関する基礎と、グレンリベットの歴史をはじめとした
スコッチウイスキーの特徴について触れていく予定です。）
また、テイスティングにはグレンリベットの「12年」、「15年」、「18年」だけでなく、
特別な銘柄もテイスティングできちゃうかも…？乞うご期待です！！
（正直この試飲だけで十分お得過ぎるかと……笑）
二部：勉強会の講師と参加者の皆さまで懇親会を実施します。
簡単なお食事とドリンクの飲み放題を予定しており、
ウイスキーとマッチングするようなメニューをご提供予定です。
さ・ら・に！
グレンリベットを使った特別なウイスキーカクテルもご提供予定ですのでお楽しみに♪
イベント内容など詳細が詰まりましたら随時更新予定です。
会場やグラス準備の関係で、定員に達し次第締め切り予定となります。
ウイスキーに興味がある方、あまり詳しくないのでウイスキーの知識に触れながらテイスティングしてみたい方などなど大歓迎ですので、奮ってご参加いただければ幸いです。
※募集はこちらのツイプラとお店のFacebookで募集しております。その為、こちらの人数が定員に達する前に締め切りとなる場合もございますのでご容赦ください。
神楽坂Grand Bar Naorai 
