非ダンスミュージックにふざけて踊ろう!
フロア内ではフリーダンス(体操)強制です 内なる激踊欲を発散させられる照れ屋の為の新しいスポーツダンスジム
「こんな曲じゃ踊れないよ」ってのを無しにしてどんな構造の曲に対しても無理矢理ふざけて身体を動かし続けてみることで、ダンスとは?グルーヴとは?ということなどをスポーティーに自問できる...という斬新コンセプト
大きな音で面白い音楽を浴びたい気持ちはあるけど、パーティームードは自分にはそぐわなくて自分なんか場ちがいだろう... とクラブには決して出向かないような人が来やすいようなイベントにします。
好きな音楽でみんなで同じノリで一体化するような場とは対極な場です。
みんながバラバラであるがゆえのパラダイスを共有できる場というのはきっと素晴らしいだろうという目論見の元、実行します。
人気DJや実力者DJに踊らせてもらうっていうスタンダードなクラブの世界もいいけど、匿名なDJのかける匿名な踊りにくい音楽に能動的に(しかもふざけて)踊っていくことによってムチャクチャ楽しくなるっていう方法論には明るい可能性があると信じています。
踊らされるんではなく自分から踊ることの重要さ。
勇気を出して来てみたけどやっぱり羞恥心は捨てられなくて軽く揺れてただけだった... って感じになったとしても勿論全然OKです。
これはスポーツイベントです。
その場にいる人が全員踊ってなくちゃいけない設定なら踊ることには何の異常性もなく、「誰も踊ってないのにあの人だけ踊ってる〜」みたいに冷ややかな目で見られることはないでしょう。
安心してへんな動きでめちゃくちゃに踊れるように、フロアは極力真っ暗にします。
思いっきり自分の体と音だけの世界に没頭できます。
一見挙動不審に見える人しかいないような空間が予想されるので真に挙動不審なあなたでも浮くことはないでしょう。
みんなヘンだから。きっと。
私は何事も人に強制されるのが嫌いです(きっとあなたもそうでしょう)。
ダンスすることを強制するなんてケシカラヌと思うかもしれませんけど、これは各々が今まで上手く自己を発散できなかった一面を発散可能にする為の有効な手段としての強制です。
なんとなく楽しそうな予感がしませんか?
人前で踊るの恥ずかしいって人の為の「ダンス強制」なのです。
誰もかっこよく踊れっこない曲をかけますから大丈夫。
みんながみんなヘンチクリンなんですから。
ハッピーなヴァイブスなんか放つ必要はありません(放ってもらってもお咎めはないです)。
クラブカルチャーには馴染めそうにないって人にうってつけなだけではなく、普通のクラブ好きダンス好きな人にとっても、これこそが本来のクラブの理想形なのでは?と思えるような空間になるような気がしてしょうがないです。
ダンスミュージックの現場って今はEDMとか縦ノリの速くてアクセントの強いビートでピョンピョン弾けるか揺れるかってノリが多いと思うんですけど、縦ノリ以外では白けてしまう人が多いようなイメージが私にはあります。
このイベントでは皆が横ノリや複雑なノリ、もしくはもうリズムすら聴こえない音でも平気でニヤニヤ踊り続けるんです。
イケイケじゃない曲でイケイケになる楽しさってものを発見してもらいます。
グルーヴというのはビートの外に漂うもので、聴き手や踊り手が完成させるものだと思うんです。
ビートとは、ただの説明的メトロノームであって、それに合わせて左右に揺れてるだけ足踏みしてるだけじゃ快楽が薄い。
縦ノリな曲は絶対かけないって決めてるわけではないけど、基本的には「この曲でどう踊れっちゅーねん」ってツッコミたくなるような選曲を心がけます。
それでもいじわるをしたいわけでもないので、普段の躍らせる為のDJでは「この曲でみんなが踊り狂ったら最高なんだけど絶対それはないな...」とかけたくてもかけられないような曲をかけられたらいいなと思っています。
とにかく体を動かしててくれたらダンスしてるように見えなくても全然いいです。
テキトーな体操とかストレッチとかでも充分。
音楽に合わせなくても全然いい(だんだん合ってきちゃうでしょうけど)。
ふらふら歩いてるだけでもいい。
もし踊りようがなくて困った時には痙攣運動がおすすめです。
手首だけ、足首だけ、お尻だけ、などプルプルプルプル。
実際血行はよくなるわ楽しくなってくるわでいいことずくしです。
ただ、ダンスバトルとかで優勝しちゃえそうなガチなダンサーの方とかは、あんまり普段のガチさで皆を圧倒なんかしないように、逆にダサいダンスを研究する場とかにしてみてはどうでしょう?
笑っちゃうようなかっこ悪いダンス。
それって難しいでしょ? だからこそ。
新種のふざけたスポーツジムだと思って来てください。
フロア内は完全禁煙にしますから、喫煙したい時は外の喫煙コーナーで休憩してください。
会話は自由ですけどあくまでメチャクチャにダンスをすること・身体を動かすことを目的に来てください。
ダイエット目的もいいですね。
なにかとどうしていいかわからない人大集合の催しです。
ギクシャク上等!
音楽を聴く耳が(カラダが)ひょっとしたら変わっちゃう体験になるかもしれません。
第4回目のこの日のゲストDJは「まんぼばか」さんです!
まんぼばか
90年代後半にレコード収集を開始。レアグルーヴ、ソフトロック、ブラジル音楽、歌謡曲、モンドなどを経由した後、当時、得体の知れない分野であるラテン音楽に魅力を感じ始め手探りで収集を開始。
50~60年代の華やかな香りのするマンボやサルサ以前の猥雑さの凝固物のようなファニア辺りの音が大好物。
また革命以後、特異な奇形的進化を遂げていたキューバのジャズファンクも収集。
2010年頃より本格的にDJを開始。ラテンの陽性の楽しさと、反復的発狂感とを同時に伝えたいと格闘中。
渋谷 Bar Music「まんぼばか1人会」「Tropical Ballroom」、渋谷 ROOTS「ローリン!ミラーボーラーズ 」、
渋谷COCOON「Tropicana Suite」、藤沢 Sausalito「熱帯音楽祭」「ALL GROWN UP」「Chronique de Jazz」ほか多数参加。
また ラウンジDJとして 外苑前 Sign 第3土曜lounge、横浜黄金町 ちゃま珈琲「ちゃまラウンジ」でプレイ。
まんぼばかさんのMIXCLOID
企画者(兼DJ)はレコード水越(suppa micro pamchopp)です。
レコード水越
音楽家スッパマイクロパンチョップのDJ名であり2013年に立ち上げた個人事業名。DJのスタイルは変幻自在で世界トップクラスに手数の多いプレイだったが最近は落ち着いてきている。古今東西世界中の素人音楽から玄人音楽まで。
レコード水越のMIXCLOUD
ぜひ思い切って来て下さい。お待ちしてます。