詳細 ギターのような、リュートのような、不思議な楽器ビウエラ。 16世紀スペインの人々が楽器に込めた 「かたち」に対する想いとは? ◎演奏:今村泰典(スイス在住) ◎メインプログラム: ・ファンタジア18番/パバーナ第6番(ルイス・ミラン) ・「コンデ・クラロス」による12の変奏曲(アロンソ・ムダーラ) ・「貴方はもう私と口をきいてくれない」/ 「牛を見張れ」による5つの変奏曲(エネストローザ) ・「牛を見張れ」による変奏曲/ 物憂げにさすらうムーア人の王(ルイス・デ・ナルバエス) ・レセルカーダ第2番(ディエゴ・オルティス)ほか ◎ビウエラとは・・・ 16世紀スペイン、およびスペイン領だったナポリ、シチリアで演奏されていた ギター型の撥弦楽器。 当時のヨーロッパ各国においてはリュートが花形楽器として 活躍していた頃、スペインにおいては それに代わってこのビウエラが 弾かれていた。 16世紀半ばから約50年ほどの間に、宗教曲、歌曲、舞曲、ファンタジア、 ディファレンシアス(変奏曲)という様々なスタイルの曲を収めた 多くの印刷譜が出版されている。 弦の仕様は、当時のリュートと同様で、 ビウエラの作品は スペインが治めていたフランドルでも出版されており、 リュートでも演奏されていたことがわかる。 16世紀末は大航海時代にあたり、多くの宣教師や船乗り達が このビウエラ、あるいはルネサンス・ギターを持って 世界各地へと散らばってゆき、 中南米、そして日本でもその存在の痕跡が残っている。 ◎今村氏のプロフィール 今村氏は日本人ですが、半生以上をヨーロッパで過ごし、多くのヨーロッパの古楽アンサンブルと公演、120枚を超えるレコーディングを行っています。 主宰するアンサンブル「フォンス・ムジケ」のCDは、 「クラシカ賞」「フォノ・フォルム賞」を受賞。 ソロのヴァイス作品集は 「ディアパソン・ドール」「ル・ジョーカー賞」を受賞。 フランスのストラスブール音楽院リュート科教授、 ドイツのフランクフルト国立音楽院リュート科講師。 ◎当日は演奏者自ら執筆したビウエラという楽器、演奏する曲目についての ライナーノートを配布します。 ◎会場にて今村氏のCDを特別価格にて販売します。 ↑新盤「ほんとうの願い」 ◎この新盤の聴きどころ! 熱心なクリスチャンである今村氏が 詩編の歌詞にテオルボの伴奏をつけて作曲した新作の讃美歌(歌:工藤篤子) バッハのチェロ組曲第1番ト長調BWV1007 カステッロのソナタ第2番(ヴァイオリン:今村詩門) 上記CDの他 ■バロックリュートソロ「ヴァイスリュート曲集第2集」 ■アンサンブル Fons Musicae「ステファッニのカンタータ集」 などを販売予定。 ◎ビウエラ作品にはギター用に編曲されたものも多く、 クラシックギターを弾く方には馴染みのある曲目が多いプログラムに なるでしょう。 本来のビウエラでの演奏を実感して頂きたく、 ギタリストの方々のご来場を大歓迎いたします。 ◎開場18:30 開演19:00 ◎チケット 前売3500円 当日4000円(清算は当日受付にて) ◎全席自由 ◎主催 コンサートプロデュース・ルミエールプロジェ(永田) ■ご予約は e-mail concert1012@yahoo.co.jp ・お名前と枚数をお知らせ下さい。 ・清算は当日受付にて18:15〜 あるいは、このツイプラにて、参加 にアカウントを加えて下さい。 このコンサートは、以下の多くの方々に広報のご協力を頂いています。 ◎後援: アイゼナハ音楽院 古楽情報誌「アントレ」 ビブリオポリ リュート製作・渡辺広孝 Macテクノロジー研究所 皆様のご来場をお待ちしております。どうぞ宜しくお願いいたします。 場所 近江楽堂(東京オペラシティ3F)新宿区西新宿3−20−2 道順を調べる 興味あり (1人) 不参加 (0人)
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