3/3日 身内向け「埒外の世界」

鷽さま作：シナリオ名「埒外の世界」

想定時間は凡基準で7時間、現代日本が舞台のクローズドシナリオです。
館を探索するシナリオで探索者全員が20代前半までの人物で、仲が良い事が望ましいです。
正気度の低い探索者（概ね40以下）は、永久発狂もあり得るでしょう。
上述した理由のため新規探索者を推奨します。

このシナリオではHO制を導入しています。
そのため、参加者は下記のHOから選択していただく必要があります。

概要：
HO1は、年の離れた友人である木賀 代（きが かわる）から、パーティへの招待を受ける。
宴は夕刻より。晩餐も振舞われるとのことであり、彼の家に宿泊する許可も得られた。
友人を連れて来ても構わないとの事だったため、数人の友人を引き連れて、木賀の家を訪れる。
郊外の森の中、古風で趣のある館……そこが木賀の住処であった。


HO1：職業自由、16～20歳の人物(一名必須)
ボーナス：任意の〈芸術〉技能に＋20％、〈芸術〉(ボードゲーム)あるいは〈芸術〉(TRPG)に15%
あなたは町はずれの館に住む、木賀 代（きが かわる）という男性と交友関係がある。木賀はこの辺り一帯の大地主であり、数多くの土地や物件を扱っている。
金持ちであることは間違いないのだが、気さくで打ち解けやすい性格をしている。また、レトロな遊戯・ゲームをこよなく愛している。所謂、非電源ゲームというヤツだ。彼の自宅にはボードゲームやカードゲーム、TRPGのルールブック等が所狭しと置かれた娯楽室があるらしい。遊ぶだけでは飽き足らず、オリジナルのTRPGシステムを考案し、配布、あるいは販売している。あなたは、それらの遊戯のコンベンション等で彼と知り合ったのかもしれない。あるいは、彼の所有する物件に居住しており、その繋がりで出会ったのかもしれない。いずれにせよ、あなたは彼と懇意にしている。
ある日木賀から、彼が主催するパーティに誘われる。「友人を連れて来ても構わない」とのことだ。さて、誰を連れて行こうか？
このHOを持つ探索者には「特異な設定が付与されてしまう」、「他の探索者よりも、若干難易度が上がってしまうかもしれない」だろう。

HO2：職業自由、HO1と年齢が同じか近い人物
ボーナス：任意の〈芸術〉技能に+10
あなたはHO1の友人であり、仲も良く趣味も合うために木賀の邸宅で行われるパーティーに参加することとなった。
一体どのような人物なのだろうか、そう思い少し調べてみると木賀というのはTRPGが好きでシステム開発などもしているそうだ
HO1からの話でも気さくな人物なようなので参加する前からパーティが楽しみで仕方ない。

HO3：職業自由、年齢20代前半
ボーナス：任意の〈芸術〉技能に+10%
前述したHOで作成するのが難しい場合このハンドアウトとなる。
あなたは仲の良い友人である今井千奈に誘われ、木賀という人物の開くパーティーに参加することとなった。
今井は俗に言うオタクであり、ここ数年でボードゲームやTRPG沼にどっぷりはまっている。