詳細 毎日新聞 3/26(日) 17:31配信で、佐藤大輔さんの訃報が伝えられました。心から哀悼の意を捧げます。 佐藤さんは私より五歳年少でしたが、筆力は私より遙かに勝り、その作品から得た名声も、富も、すべてにおいて歯が立たなかったのを窃かに口惜しく思ったこともありました。 もう四半世紀も前のことですが、彼のネグラだった学生が住むような木造アパートで、とりとめのない雑談をしながら夜を明かしたことも何度かありました。琵琶湖の渇水で湖底から坂本城遺構が顔を出したときは矢も盾もたまらず、そのニュースを聞くなり二人でクルマに乗って夜通し走り、夜明け頃に遺構を見たことも思い出深いです。 そして、なにより忘れてはならないことは、私が文筆の道に入れたのは、彼の口利きがあってこそだったことです。疎遠になったのは亡父の介護で遊ぶ時間がとれなくなったからでしたが、その間に彼の生活環境にも変化があって、なんとなく再会の機をつかめずにいました。最後に挨拶を交わしたのは、共通の知人の御母堂さまの葬儀の席でした。それも10年くらい前もことじゃないかな。 佐藤さんとの思い出のなかで、大きな比重を占めるのは花見でした。夜を徹してロシア式乾杯を繰り返しつつ、あやしげな替え歌をがなり立てるのです。終電の時刻近くに集合し、始発電車が動くまで「状況」は続きます。もちろん落伍者は続出し、完走する者は半数もいませんでした。 その花見の思い出を語りながら、夕方から夜桜を見て、カタチばかり花見をしませんか? 佐藤さんの関係者さまはもちろん、読者さまも歓迎します。 知人といったところで、浅いつきあいしかなかった私が、発起人となるのは僭越とは存じますが、なにせ人選の遑もない状況です。御不満いろいろございましょうが、そこは故人の遺徳に免じて、御寛恕いただきたく存じます。 開催予定地 駒沢オリンピック公園 集合場所 東急田園都市線 駒沢大学駅 改札 集合時間 2017年4月1日 17:00時 参加規定 一度でもロシア式乾杯をすること。拒絶は許しません。 その場で消費できる量の酒とツマミを御持参ください。 (洋酒のポケット瓶、カップ入り清酒など) ※加療中の傷病者にあっては特段の配慮をもって、ノンアルコールビールでのロシア式乾杯を許可します。 本来はラジカセ等の鳴り物がありましたが、諸般の事情を鑑みて、肉声での歌唱、発声にとどめていただくことにします。 むかしは一升瓶だの大ボトルだので飲み明かしたのですが、もうみんな若くありませんから、ほどほどにしておきましょう。 当日の集合場所と、会場の案内です。 http://ameblo.jp/itaru-ohyama/entry-12260864504.html 場所 駒沢公園 道順を調べる 参加者 (50人)
興味あり (39人)
不参加 (3人)
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