詳細 阪大自閉症サイエンスカフェ (第16回阪大自閉症スペクトラム(ASD)カフェ) 2017年3月5日(日)15:00-17:00(開場14:30) 大阪大学(豊中キャンパス)言語文化研究科 1階大会議室 コメンテーター/片山泰一(大阪大学大学院 大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科教授) カフェマスター/森祐司(大阪大学全学教育推進機構・言語文化研究科教授) 主宰・企画/林桂生(大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程) テーマ「自閉症スペクトラムの特性について語ろう」「ASDに関するおすすめの本」 フリートーク 進行役なし 適宜、知識のある人が質問に答えます。 ※無料・完全申込制※ 御参加は当事者・非当事者、どなたでも結構です。 専用HP(https://doll2014-cafe.wixsite.com/asdsciencecafe)(「こくちーず」http://kokucheese.com/event/index/454088/ にも記載されています)からお申込み下さい。 〈HPより〉 「阪大自閉症スペクトラム(ASD)カフェ」から「阪大自閉症サイエンスカフェ」へ 当カフェの母体である「阪大自閉症スペクトラム(ASD)カフェ」を企画した2014年1月当時、発達障害の自助会・当事者会はいくつかありましたが、非当事者もともに同じ場に集まって話し合う機会はなかなかなく、特に「カフェ」と銘打っているものは金沢大学さんの自閉症サイエンスカフェ(「カフェで語ろう!『自閉症』」)しかありませんでした。 それから3年たった2017年1月現在、当カフェの主宰者の知る限り、関西だけでも京都と大阪に発達障害に関する「カフェ」は1件ずつ、名称にこだわらなければ当事者・非当事者を交えた身近な話し合いの場はいくつかあります。 専門家の講演を聞く大がかりなセミナーやシンポジウム等では気軽に話もできないだろうから、身近な議論の場を、ということで「阪大自閉症スペクトラム(ASD)カフェ」を発足しましたが、他の方達がいろいろな集まりを運営して下さっている以上、哲学カフェを模したこの形式にいつまでもこだわる必要はないのではないかと思うようになりました。 もう一つの理由は、ASD者にとって最も身近で大切な役割を担うはずの支援職が書いた発達障害に関するある本を読んで、ASD啓発及びASD者への対応に医学的知識は絶対に必要だ、という思いを強くしたからです。 重度の知的障害の方の対応しかしたことがないから、発達障害は専門外だから、個人個人で特性は様々なので医学的知識は直接適用できないから、などの理由でいい加減な対応をする心理士や就労支援施設職員などが何人も存在します。ですから、ASD啓発のためには「哲学(カフェ)よりサイエンス(カフェ)へ」方針を転換した方がいいのではないかと考えました。 ASDに関する医学的知識の啓発の対象にはまず支援職を含めないといけない、「支援職」は啓発する側でも専門家でもない、というのが現実です。 私達ASD当事者は勿論、当事者の周囲の人達が勉強することが必要です。ある特性が自分や身近なASD者にあてはまらないからといって、医学的知見を重視する必要はない、と知識の取捨選択をしてしまうのもおかしなことだと思います。今は直接役に立たなくても、ASDについていろいろなことを「知る」こと、素直に学ぶことは、どんな人にとっても、考えて応用するための第一歩ではないでしょうか。 心理学的にわかりやすい筋の通った行動をしないからといって、ASD者は性格が悪いとか発達障害は悪いものだ、診断が悪いのだ、とか、アスペルガー症候群は虚偽の障害だなどと決めつけるのは論外です。そのようなことを書いた本を出版してしまう心理士や医師、出版社が存在することは本当に悲しいです。 わけがわからなければ新しい見解を学べばいいのです。一部の健常者はどうして型にはまり切った思考にしがみつくのでしょうか。 当カフェに御参加いただける方は勿論、お話しいただける専門家(30分)と当事者の方(15~30分)も募集致します。 ※阪大自閉症サイエンスカフェ及び阪大自閉症スペクトラム(ASD)カフェは院生の研究活動です。語り合う場の提供だけでなく、録音及び論文・電子書籍等での御発言の公表(匿名)を前提としております。 勿論、御希望でない方の御発言は録音も引用も致しませんので、その旨おっしゃって下さい。 〈ルール〉 守秘義務を厳守する。特に、障害当事者に関わる話を許可なしに公表しない。 挙手して、指名されたら発言する。 他の人の話を遮らない。 他の人を批判・否定・攻撃しない。 発言はなるべく具体的に。差し支えない範囲で状況説明を。 ※※御発言を引用させていただく場合、抜粋部分を草稿の段階で御確認いただくため、ファイルをお送り致します。ワードのファイルの閲覧またはやり取りができるメールアドレスを、申込フォームか当日配付するアンケート用紙に御記入下さい。 ※何も書きたくない方・話したくない方はお聞きになっているだけで結構です。 ※医療・看護職の者は待機しておりません。参加に不安のある方は予め専門医に御相談下さい。二次障害の悪化等に関して、当カフェは一切の責任を負いかねます。 ※終了後(アンケート御記入後)は、後片付けとセキュリティの都合上、即時解散でお願い致します。 ※参加者の方同士の交流は自己責任でお願い致します。トラブル等の責任は一切負いかねます。 言語文化研究科:阪急宝塚線石橋駅寄り、貯水池東側の1階ガラス張りの学生交流棟の向かい、6階建の三角屋根の建物。石橋駅、大阪モノレール柴原駅から徒歩約15分。 ※大阪大学へのお電話でのお問合せは御遠慮下さい。お問合せは「こくちーず」かHPからお願い致します。 また、カフェ専属のスタッフはおりません。お問合せの内容によっては対応しかねる場合がございます。 よろしくお願い致します。 場所 大阪府豊中市待兼山町1-8 道順を調べる 参加者 (1人/定員50人) 興味あり (0人) 不参加 (0人)
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