詳細 GACCOH科学教室:「科学コミュニケーションのあり方(仮)」 12/17(土)13:00~15:00頃(12:30開場) 今年1月から始まったGACCOH科学教室も今回で12回目となりました。 これもひとえに毎回参加して下さる皆様のご支援のお陰です。 いつもありがとうございます! 今回のテーマは「科学コミュニケーションのあり方」です。 “科学コミュニケーション”とは、主に科学者(専門家)と一般市民(非専門家)との対話を指します。これまで1年間、様々なテーマで科学教室を行ってきましたが、今回は特定の科学に関する話題ではなく、”科学について語ること”自体をテーマにしたいと思います。 ここ10年ほど、大学や研究機関で研究成果を積極的に市民に公開しようという動きや、研究者が市民のニーズを共有するため双方向的なコミュニケーションを推進しようという動きがあります(※1)。 私自身、趣味で研究者の講演会やサイエンスカフェ(※2)に出かけることがあり、色々な研究者の方々のプレゼンテーションに出会います。ユーモアのある紹介に笑い、想像したこともなかった野望にドキドキすることもあれば、時にそうでもない回に出くわすこともあります。 ”娯楽としての科学”がある一方で、”生活に必要な科学”もあります。私たちの生活空間を見回すと、電化製品から食品、医療技術など、学校では学習してこなかった科学(技術)が数多く生まれ、日々自分の知識の更新が求められます。 今回の科学教室では、科学が進歩し続ける社会で、私たちが科学についてどう接するべきか、特に、ある分野の最先端の科学を扱う専門家とのコミュニケーションに着目して、皆さんと一緒に考えてみたいと思っています。(特にべき論に特化してやりとりするつもりはありません。率直なご意見を交換してみたいと思っています) また、個人的に1年間科学教室を開催し(※3)、主催者側(科学コミュニケーションの科学者側)に回って感じた印象や体験を交えてお話が出来ればと考えています。 当日はお菓子とお茶をご用意いたしますので、ぜひご参加ください!! 一同、心よりお待ちしております。 ※1 例えば、大阪大学では研究者の研究成果の公開活動を、支援チームを設けて取り組んでいます。 【大阪大学のアウトリーチ活動方針・支援体制】 http://outreach.21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/outreach ※2 サイエンスカフェとは? 2000年ごろに英・仏で始まった、身近なスペース(喫茶店など)で科学について語り合う催しです。シンポジウムや講義とは異なり、科学者が科学に関わる話題を提供し、参加者みんなでそのテーマについてお喋りをするスタイルです。 ※3 これまでとりあげたテーマ 2016/1/30 「においの化学実験、2015年ノーベル賞を振り返る」 2016/2/20 「未来の家電と生活を考えよう!」 2016/3/6 「映画『オデッセイ』に学ぶ火星サバイバル術」 2016/4/3 「ウキクサで解決する環境問題とエネルギー問題」 2016/5/1 「京都防災ワークショップ」 2016/6/5 「コーヒーの美味しい淹れ方とは」 2016/7/9 「ミステリのトリックは実行可能か」 2016/8/21 「ガジェットの科学」 2016/9/24 「プラズマに出来ること・出来ないこと」 2016/10/23「愛と性~それでも愛にイエスと言う~」 2016/11/19「第二回 においの抽出実験」 【プロフィール】 ・うきくさ先輩(@Sphingobiumn) 大阪大学大学院工学研究科所属 バイオ系研究者。ウキクサとか微生物が専門。 ・鈴木涙香(last note) https://www.facebook.com/lastnote.kobe/ 専門分野は「におい」「香り」。哲学とアート好き。 自身の体験をふまえ、幼少期からの理科離れを防ぐことや、社会人の、 理系科目学習へのアプローチを容易にすることに日夜情熱を燃やす。 【会場】 GACCOH 〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町63-17 京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分 【参加費】 1,000円(お茶・お菓子代込み) 場所 gaccoh 道順を調べる 参加者 (2人/定員10人) 興味あり (0人) 不参加 (0人)
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