日時未定 「言語哲学大全I」を読む会詳細 ・以下は「論理の哲学」,講談社選書メチエ,飯田隆(編),p.22より抜粋した文章。哲学と論理学の関係について論じた部分。たしかに、テクニカルな側面と思弁的な側面の両方を持ち合わせている論理学みたいな学問って、他にあんまない気がする(あったらすみません):
(・・・) 現在のわれわれはまだ、フレーゲの作った述語論理の言語を、論理学の標準的言語として用いている。だが、それ以外の言語が研究されていないわけではない。 古典一階述語論理だけが論理であると考えられた時期には、論理について知られるべきことはすべて知られたと思われたこともあった。しかし、古典一階述語論 理だけが論理であると考える論理学者はいまではほとんどいないだろうし、そう考える哲学者も減りつつある。「標準的」論理は、一方で、その範囲に収まらな い推論をあつかうためにさまざまな仕方で拡張されてきたし、また他方で、それに代わる新たな論理の登場によって、その地位をおびやかされてきてもいる。こうしたことすべてにおいて、テクニカルな議論と哲学的議論の両方が大きな役割を果たしている。考えてみればこれは当然のことである。論理学ほどこの両者が密接に結びついている学問は他にないからである。
(・・・ちなみに、上に引用した本 「論理の哲学」の第1章だけでも本屋で立ち読みしとくと「言語哲学大全I」で扱う話の全体像が見えると思うので非常にオススメ、というか出来ればぜひ読書会がはじまる前にいちど全員に目を通しておいてほしいです。1章はたった17ページしかないのですぐ読めます)。
・@sleeping_walkerがこんなの作ったらしいのでそっちも見てみてね。 場所 skype上 道順を調べる 参加者 (16人/定員20人) 不参加 (0人)
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