日時未定

蠢く島

とうや

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詳細

『蠢く島』
シナリオ難易度:★★★★☆


季節は夏、現代日本、個人所有の小島に建つ洋館を舞台にしたクローズドシナリオです。
本シナリオは推理を楽しむことが中心となりますが、推理小説の定石などのリアル知識は一切必要なく、むしろRP重視型シナリオです。

ストーリーやNPCも色濃く、好みが別れる雰囲気のシナリオとなっております。それも含めて若干特殊なシナリオですが、予めご了承ください。

また、本シナリオで特定の条件を満たした上でクリアすることで、同楠木様制作のシナリオ集 第Ⅳ集<渇望>より『雪の降る夜』へ続く可能性があります。


【冒頭・シナリオ概要】

「プライベートリゾート・アンティークホテルで素敵な休暇を過ごしませんか?」
離島の小島、「冠島(かぶりじま)」に建つ一軒の洋館。
所有者は、日本全国に展開する有名企業、五木田不動産の社長。
彼は古めかしい異国の美術品を収集する趣味があり、館内は自慢のアンティークたちで飾られ、まさに小規模な博物館のようだという。
近日、この館の一部を開放し、少人数対応のホテルとして運営する計画を立てているらしい。
探索者達は、この「冠島先行体験宿泊会」の抽選に応募し、見事当選した招待客である。


【探索者について】


■本シナリオにおいて■

①探索者同士は「全員知り合い」という形でお願いします。友人知人など関係は自由で構いません。

②職業的には探偵と医者(またはそれに近い職業)が1名ずついれば動きやすいかもしれません。

③探索者の中同士で恋人関係、または両片思いや腐れ縁などの深い関係があるキャラクターがいるとまたちょっと楽しくなれるかもしれません。(※シナリオ展開によります)

④セッション当日、本シナリオに登場するNPC「鎌柄ハナ」と幼馴染(または仲の良い友人)という設定を探索者の内の1名に付け加えさせていただきます。


上記の職業割り当てなどに関しては事前にPL同士で話あっていただいても構いません。


■推奨技能■
[推奨]医学、心理学、交渉系技能(説得、言いくるめ、信用など(※1))
[準推奨]図書館、目星、聞き耳、戦闘技能

戦闘技能については全員が持っていなければいけない必要はありません。誰かが持っていればいいかも程度の認識で大丈夫です。

(※1)本シナリオにおいて交渉系技能は役に立つスキルではありますが、ただダイスの判定に成功するだけでNPCを言いなりにできる便利スキルには成り得ません。



【本シナリオ(セッション)をプレイする上での注意事項】



①NPCという要素自体に重きを置いているシナリオです。

本シナリオは登場するNPCを一人の人間として認識し、彼らから情報を探って事情を知ることが大切になってきます。NPC達は探索者と同様に一人の人間であり、それぞれの思惑を持ち、各々の目的に沿って動いています。必然的にNPCとの対話も多くなってきますが、それも含めてこのシナリオを楽しんでいただければと思います。


②「死亡」しやすいです。

構成やシナリオ展開上、『死亡』しやすいシナリオということを予めご了承ください。
そちらについては予めご了承くださいますようお願いします。


③探索者はごく一般的な一人の人間です。
クトゥルフ神話に関わるものや、魔術等は基本的にこの世界では恐れられています。

また本シナリオを楽しむにあたり、あくまで一般人としての「常識的な行動」をやや意識して取り組むように心がけるといいかもしれません。


④「メタ」や「定石」はあまり必要ありません

本シナリオにおいてはシナリオ展開やアイテムに関してなどのメタ的な推理や、「普通のシナリオならばこうだろう」などの定石を考える必要はあまりありません。むしろ、それらを取っ払って「この探索者の考えならばこう動く(発言する)だろう」という風に考えながら進めていってもらった方が楽しめるかと思います。

また、逆に想像しなかった展開になることもあり得る、ということを頭の片隅に置いておいてください。


⑤クトゥルフ神話TRPGです
何もかもが必ずしも上手くいくようには出来ていません。
が、どんなに絶望的な状況になってもごねず腐らずそういった状況も含めて"楽しんで"頂けると幸いです。

何があっても、最後まで諦めないでください。



KPも参加者の皆さん全員に楽しんでいただけるよう精一杯がんばりますので、どうぞよろしくお願い致します。(*^-^)/



※あか(@aka_k55)さん卓のを引用させてもらっています。



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