詳細 君たちは漁師としても活躍できる。単なる漁師ではなく、巨大な食用モンスターを狩る海の漢であるが。 心無い人々は、君たちをして“水泳部”などと揶揄するが、こと水中の冒険で君たちの右に出る冒険者はいない。君たちは水界最強の冒険者なのだ。 君たちは港町の誇りであり、君たちもまた港町を誇りとしてきた。 今年は雨季が長かった。雨季はいつまでも終わらなかった。雨は数ヶ月に渡って降り続き、世界はまもなく海の底に沈むといった笑い話が流れたりもした。人々は早く雨季が終わらないか、夏の到来を待ちわびていた。 しかし、笑い話であったのも先週までだった。内陸部では洪水が相次いだ。港町も高波に見舞われるようになった。高波に浚われる者が増え、漁に出ることは危険な賭けとなった。 誰かが、何かが世界に災厄を見舞おうとしているのではないかと、多くの者が憂えた。もちろん君たちも警戒を始めた。 そして昨日、不審な水死者が流れ着いた。 死後数日を経たその男は、なにかの司祭であるかのように体に不穏な刺青を彫り込んでいた。着衣はすべて波に攫われ魚により体の大半は損なわれていたが、首にはひとつの護符が巻き付いていた。君たちにはそれが何を示すものかはすぐにわかった。 デモゴルゴン教徒だ。 この男は偶然溺死しただけのデモゴルゴン教徒であるかもしれない。しかし、この付近にはデモゴルゴンの寺院はない。男はどこで死んでここに流れ着いたのだろうか? 君たちの耳に別口で2つ情報が入った。 1つは、沖合いに巨大な、鋭い棘のような島か山が現われたという話だ。そこは君たちも知っている海だが、海底はなだらかであり、ギョー(海底山脈)ですら存在しないはずだった。 もう1つは、港町のほど近い海岸洞窟に不審な船が入渠しているという話だ。この洞窟は密輸商や海賊が拠点に使うもので、おおむね身元のよろしくない船乗りが使う場所だった。 普通なら、海賊と言えども船乗りであるので、安全な洞窟に避難していると考えるだろう。しかしこの船は荒天の中を恐れることなく出帆しているらしい。棘のような島が現われた海域に向けて。 君たちの心に、何かが引っかかった。 君たちは事態を確かめるため、装備を整えると海岸洞窟に向けて出発した。 主要クエスト れびやたんを止めろ。 副次クエスト 海岸洞窟で何が起きているか突き止めろ。 レギュレーション ・レベル:10 ・サプリ:D&D4版全般(除く赤箱のマジックミサイル)、アップデートは最終版まで適用します 未訳データ使用可ですが要完訳・公開です ・世界観:混在(ドラゴンマークやカリムシャン出身といったワールド依存の混在可です ・能力値:22ポイント購入 ・種族:ドラゴン誌の追加能力値選択肢使用可です ・背景:使用可(出身により技能選択が増えたり+2もらえるやつ) ・キャラクター・テーマ:なし ・初期装備 11レベル以下アイテム1つ 10レベル以下アイテム1つ 9レベルアイテム1つ レアリティ・ルールを使用します。各キャラクターは上記3つのアイテムのうち1つをレア・アイテムから選択することができます(購入はできません)。 および4,200gp この金額でアンコモン、コモンのアイテムを入手します。アンコモンを入手できるのはセッション開始前(ビルド中)のみで、セッション開始後に入手できるのはコモンのみです。 またレア術式を得た場合、所持可能なレア錬金術アイテムの最大数は常に1つまでです(作成は可能です)。・儀式 セッション開始前には使用不可とします。 ・モンスター知識判定 イニシアチブ判定後、マイナー・アクションで行ないます。 特殊レギュレーション ・セッション毎ルール使用 簡単に言えば、一日毎をセッション毎と読み替えてプレイします。 つまり一日毎パワーは、セッション中に何度大休憩を行なっても現実の1日に1回しか使えません。 同様に、回復力使用回数も大休憩を行なっても回復しません。 ・水中戦闘(ざっくりと) 水泳移動速度を持っている(得られる)なら陸上感覚で移動できますが、そうでないなら〈運動〉判定による水泳が必要になります。水中は移動コストは高いです。 [火]キーワードのパワーは水中では-2ペナルティがつきます。 スピア類かクロスボウ類以外の[武器]攻撃は-2ペナルティを受けます。 呼吸できません(何らかの呼吸方法が必要です)。 水棲クリーチャーは非水棲クリーチャーに対して+2ボーナスを得ます。 ダメージを受けると〈持久力〉判定を行ない、失敗すると回復力値を失います。 詳細についてはルール参照。 今回の冒険に参加するパーティは水中戦闘をこなせることが前提となります。 この点を考慮してキャラクタービルドしてください。 参加者 (1人) 興味あり (0人) 不参加 (0人)
コメント
|
|