2012年2月1日[水] 19:30 ■半田裕のスポーツビジネス実践講座 ランニングカテゴリーのマーケティングプランの実情詳細 私が水曜日にお話しするランニング(陸上競技を含む)というカテゴリーはナイキもアディダスも数少ないフォーカススポーツにしっかりと組み入れられています。 理由は明確です。 競技人口の凄さです。 もっとも直近の調査によりますと日本にランナーが1400万人いるそうです。 私がナイキにいた頃の矢野経済研究所のデータによりますと1260万だったランナー人口が過去の4年間で一挙に100万人以上増えたわけです。 さて、その理由はなんでしょう? 答えは。。。2007年に始まった東京マラソンです。 あのイベントが画期的に日本のマラソン市場を変革したのです。 昨年の大会の数字ですがこちらに紹介します。 2011年2月27日(日)開催の第5回東京マラソンは申込者数合計:335,147人(男女比率/男子73.9%女子26.1%)倍率は定員の9.6倍(マラソン9.2倍/10Km13.6倍)抽選結果は10月12日(火)以降順次申し込み者全員に通知。 てな具合です。 こんな事が起こるまでは日本人は毎年15,000名もハワイで行われるホノルルマラソンに行っていました。 しかし7時間半も飛行機に乗らなくてもオシャレな大型都市マラソンが東京で始まってしまったわけです。 今では、奈良、大阪、神戸、京都、名古屋、熊本へ飛び火しています。湘南国際もオシャレです。 各自治体は医療費の削減、ツーリズムの流れに遅れを取ってはならじと電通スポーツ局はじめ各広告代理店の進めで今後もこの手の大型都市マラソンの誘いにジャカスカのってくるわけです。 さてこうなるとスポーツブランドだけがのっかっていくスポーツではありません。 ランニングは何と言っても始める為の個人投資が少なく参加障壁が低いです。フェンシングやアメフトと比べて下さい。 という事でこのマーケットは間違いなくますますその人口を増やしていくでしょう。 そこには、飲料メーカー、化粧品メーカー、旅行代理店、フィットネスクラブ、写真データサービス、SNS、時計を含む計測機器メーカー等々ビジネスとして関わっていかれる業態も多いと考えます。 2月1日の講座はもっとも早い時期からこのカテゴリーをフォーカスカテゴリーとして取込んできたスポーツブランドである、ナイキやアディダスがどのようなマーケティング戦略で顧客を開拓しているか? その話をします。 化粧品会社、飲料メーカーにおける戦略の取り組み方などもお話します。 ランニングは今後、あなたが日本でスポーツの仕事を目指しているとしたら、基本的な知識は見に着けておくべきジャンルかと思います。 Jリーグのチームだろうがバスケットのチームだろうがそれを見に来る顧客のうち10%は統計学的にいうと普段走っている人たちです。 ファンの獲得はコミュニティの創造です。 ランニングはそのコアボーンの一つになります。 場所 〒104-0061東京都中央区銀座7-4-12 ぎょうせいビル4階 株式会社ゼロイン会議室 道順を調べる 参加者 (1人) 興味あり (1人) 不参加 (0人)
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