企業・組織が果たすべき社会的責任の国際規格【 ISO 26000 】(あいえすおー にまんろくせん)を学ぶセミナーです。
1月23日に名古屋で開催されるISO26000基礎セミナーにて、この国際規格の策定に日本産業界の代表として関わった関正雄さんから成川が お話を伺います。
名古屋の基礎セミナーで得られた知見を共有するとともに、富山での実践に向けた「社会的責任」初歩の初歩として、富山プレセミナーを開催いたします。
【名称】 ISO26000 名古屋セミナー報告会 & 富山プレセミナー
【日時】 2011年1月31日(火) 19:30-21:30
【会場】 リタ・トヤマ (富山市二口町1-7-14)
【参加費】 1000円
【講師】 成川友仁 (なりかわ ともひと:中小企業診断士・社会福祉士)
【お問い合わせ先】 成川 (TEL/FAX) 076-473-2460 (E-mail) info@jienology.com
(Tw) http://twitter.com/toyamagenki
(FB) http://www.facebook.com/pro.narikawa
会場は、株式会社ランプット http://www.learnput.com/ が富山市内で提供しているコミュニティスペース「LiTa Toyama(リタ・トヤマ)」 の一室です。
【 ISO26000とは 】
経済産業省 産業技術環境局 基準認証政策課の文書より
http://www.jisc.go.jp/newstopics/2010/201011SRpressrelease.pdf
1.目的及び背景
近年の企業不祥事や環境問題の深刻化、経済格差の拡大などを背景に、企業の社会的責任(CSR)に注目が集まっており、各種メディアにおいても企業の社会や環境などに関する様々な活動が取り上げられる機会が増えております。
このような中、国際標準化機構(ISO)においては、社会的責任(SR)の実施に関する手引きを定めた国際規格(ISO 26000)が発行されました。
同規格の制定にあたっては、日本においても国内対応委員会を設置し、産業界、政府、労働者、消費者、NPO及びその他の6つの主なステークホルダーによる検討・対応を行ってきたところです。
2.ISO26000の内容
ISO26000(社会的責任に関する手引き(Guidance on social responsibility))では、規模及び所在地に関係なく、あらゆる種類の組織を対象にしたもので、説明責任、透明性、法令遵守、人権の尊重など社会的責任に関する7つの原則をはじめ、組織の中で社会的責任を実践していくための具体的な内容等を規定しています。
同規格は、それぞれの組織の特徴に合わせて必要な部分を活用することを促すものであり、認証を目的として策定された規格ではありませんが、今後、様々な組織が社会的責任を実践していく上で、グローバルな共通テキストとして、組織の社会的責任の実践に多くのヒントを与えるものと期待されています。