地中のタンパク質を摂取するオフ

※冷夏の影響でセミの羽化が遅れているため、日程を変更させていただきました。

便利さの影に隠れて毎日のように廃棄されるコンビニ弁当、客が食べ残した食材を廃棄しなければならない飲食店、冷蔵庫の隅で腐る野菜……。

見捨てられ闇に飲まれてゆく声なき物たちに耳を傾けるべきでは？

そう主張してみたところで、その声は届くことなく、虚空へ消えていくばかりだ。

だがしかし、希望は残されている。我々人類の本来の生活へ戻るための希望が。

エネルギー効率は鶏に次いで高く、地球にも優しい。

それでいて、私のような庶民でも容易に手に入れることが可能な、人類が今もっとも注目すべき食材。

そう。昆虫である。

とはいえ、いきなりイモムシの踊り食いなどは現代社会に生きる我々にとってなかなかハードルが高いのは隠しようもない事実だ。初参加者のことも考えると少々荷が重いと言わざるを得ない。

それを踏まえ、今回のオフ会は比較的初心者も入りやすく、なおかつ時期さえ間違えなければ場所を選ばず入手できる食材を選択した。

今回食べるのはセミの幼虫である。

食べ方はお決まりの揚げ物・炒めものからはじめ、徐々に様々なレパートリーを模索する方向で考えている。

人類の食の進むべき方向について考えられている方は、是非とも参加されたし。