日本原電
東海第二原発の運転延長申請に
抗議する！
このような延長が許されない理由は、
第一に、茨城大学の調査によれば東海第二原発サイト近隣住民の７割弱が再稼働に反対し、今夏８月に行われた県知事選挙の出口調査で８割近くの投票者が再稼働に反対するという民意を日本原電は一顧だにしない。住民意向の無視である。
第二に、原発の再稼働の手続きとして、地元自治体の再稼働の同意が必要である。３．１１の放射能被害の
現実を踏まえて近隣自治体の首長が、東海村と同じ権限を認めよとの要求、すなわち地元自治体としての扱いをせよとの趣旨の要求を繰り返し、地域住民もそれを応援してきたが、日本原電は直接にそれらの意向に耳を傾けようせず最終結論を先のばししている。
第三に、東海第二原発は古い設計古い材料によって設置された原発で、しかも老朽化し、３．１１の被災原発でもあるという満身創痍の原発である。装置自体の欠陥からくる事故の可能性に目をつぶって運転を強行しようとしているのである。
第四に、東海第二原発の近くには核燃料再処理工場があり、そこには超危険な高レベル放射性廃液がある。
ほかの原発サイトにはない環境で、それらとの複合災害の危険に頬被りしている。また、地震・津波と
複合すれば、人口密度が高く３０キロ圏内に９６万人を擁する地域住民の広域避難は極めて困難である。それらの東海第二原発の立地環境を日本原電は考慮しようとしていない。
以上のように、東海第二原発を再稼働し、さらに運転延長しようとするのは暴挙そのものであり、地域住民としてはこれを容認することはできない。運転により新たに蓄積される放射性廃棄物は全国に影響を与える問題であり、過酷事故の発生は首都圏壊滅につながる。東海第二原発は再稼働につながる運転延長ではなく、廃止するしかない。
老朽原発『東海第二原発』
20年運転延長申請
日本原電本店前抗議、要請団激励行動
11月29日(水)15:30〜日本原電本店前
（神田美土代町 地下鉄小川町駅・新御茶ノ水駅・淡路町駅下車）
呼び掛け、原発いらない茨城アクションなど多数のグループ・個人
※反原発運動で使っているプラカードや反原発運動のバナー、幟等の持参大歓迎です。
※平日昼間ですが、より多くの方の結集を願います。
プラカード（参考）
期限11/29 ネットプリント（セブンイレブンのコピー機で出力）
【日本原電 茨城 東海第二原発 再稼働反対！】
カラー：68978353 白黒：97987035
【運転開始から2018年11月で40年 茨城 東海第二原発 老朽！廃炉に！】
白黒：59518283
【住友商事美土代ビル このビルの中 日本原電本店 茨城 東海第二原発 再稼働するな！抗議中！】
69869220
【日本原電（日本原子力発電株式会社）は 原子力発電をあきらめろ！】80382549
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