何度被災地に足を運んだだろう。
取材のため、講習会のため、友人とうまい海産物を食べるため。
そのたびに東北に友人と呼べる人が増えた。
東日本大震災はまだ終わってはいない。いや、本当の災害はこれから始まると言っても過言ではない。一見きれいになったように見えるが、瓦礫は街の中心部から離れた場所に移動しただけだ。
瓦礫を取り除いた市街地はコンクリートの基礎が剥き出しになっている。
この膨大な建物の鉄筋入りのコンクリート基礎を一体どう処理するのだろう。
東日本大震災は、私たちが平和に暮らしている今も続いていて、傷口から血が流れていることを忘れてはいけない。
けれど、声高に叫びたくはない。あおり立てることもしたくない。
昨年出会った黄ぐまくんの姿を通して、東京で平和に暮らす私たちの姿と、その私たちが被災地に行ったとき呆然としてしまう姿を表現したかった。つまり、温度差を表現したかった。
狭い会場に運び込む写真は80枚ほどになるだろうか。
黄ぐまくんは、国原加代子さんが18年間も暖めてきたキャラクターだ。
詳しくは
http://www.kigumakun.com
をご参照ください。
会場では、黄ぐまくんのポストカードも販売する。
会場でだけ販売するポストカードも準備中。
初日6月26日は19時からオープニングパーティーを会場で行います(会費2000円)。
東日本大震災はもちろん、チェルノブイリ取材から、ビルマ難民問題まで,質問大歓迎ですのでぜひお越し下さい。
全日程会場にいますので、お時間を作ってお越し下さい。
会期中の会場でアラブバイオリンの木村伸子さんとエジプトのリズム楽器レク奏者ヤミーンさんのコンサートとお話会が実現しました!
日時は6月29日金曜日 19時30分から21時ころまでです。
木村さんのお話は大変おもしろく、エジプトやアラブの今の状況のお話も伺えるはず。
もちろん音楽も素晴らしいです。
なお、会場には椅子が10個くらいしかありません。
ブルーシートを用意しますが、ミニスカートでのご参加はご遠慮下さいm(_ _)m
※DM制作@AKIRADECさん
東京都中央区日本橋2-1-19 三幸(サンコー)ビル B1F
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